医薬品
医薬品の品質と準拠を確保するための課題解決への取り組み
規制の厳しい医薬品分野では、品質と安全性が基本理念となります。FDAの21 CFR Part 11や様々な薬局方の要件を常に満たしたうえでの技術革新、優れた効率、また最高の品質を持つ製品の実現が主要な課題です。幅広いパラメータの監視、チェック、ダブルチェックが必要になります。アントンパール社は、研究開発での品質管理や製品管理に使用できる幅広いソリューションを用意しています。それだけではなく、お客様が新たに購入された装置の適格性評価をオンサイトで実施し、その装置を短期間でワークフローに組み込みます。
Anton Paar プロダクト
Nova
Lyza 3000
Lyza 7000
MCR Rheometer + Cora 5001
SAXSpace
SAXSpoint 500
SAXSpoint 700
L-Dens 3300
L-Dens 7400
L-Dens 7500
L-Rix
L-Sonic 5100
UNHT³
DMA 1002
DMA 502
Ultratap 500
Ultratap 500 Twin
NHT³
TRB³
PMA 500
MCT³
Multiwave
Monowave
Monowave 200
Monowave 400
Monowave 450
ポリマー測定システム
ポリマー測定システム 構成1
ポリマー測定システム 構成2
濁度測定システム
製薬測定システム
製薬測定システム 構成1
製薬測定システム 構成2
製薬測定システム 構成3
MCP 100
MCP 150
DMA 4002
DMA 5002
DMA 6002
MCP
Abbemat Advanced 5001
Abbemat Advanced 5101
Abbemat Advanced 5201
Litesizer DIF 100
Litesizer DIF 300
Litesizer DIF 500
Cora 5001 Fiber プロセスモニタリング
Cora 5001 Fiber 医薬
Cora 5001 Fiber 標準
Cora 5001 Direct 医薬
Cora 5001 Direct 標準
MCR
XRDynamic 500
Litesizer DLS 101
Litesizer DLS 501
Litesizer DLS 701
Litesizer DIA 100
Litesizer DIA 500
Litesizer DIA 700
DSR 502
MCR 703 MultiDrive
SVM 2001
SVM 3001
SVM 3001 Cold Properties
SVM 4001
Ultrapyc
Ultrapyc 7000
Ultrapyc 7000 Micro
Abbemat Essential 3001
Abbemat Essential 3101
Abbemat Essential 3201
RheolabQC
ViscoQC
L-Com 5500
DMA 6002 Sound Velocity
Snap 51
Cora 100
DMA 35 スタンダード
PoreMaster
PoreMaster 33
PoreMaster 60
L-Dens 2300
TRB V / THT V
Julia DSC 300
Julia DSC 500
ChemBET Pulsar
HTR 7000
SVM 1001
SVM 1001 Simple Fill
SVM 1101 Simple Fill
Abbemat Pharma 7001
Abbemat Pharma 7201
PNR 12
MCR 703 MultiDrive
MCR 703 Space MultiDrive
Autosorb
Autosorb 6100
Autosorb 6200
Autosorb 6300
薬品の純度及び薬効を少量でチェック
創薬や医薬品のリバースエンジニアリングでは、取り扱うサンプル量が少ないことがよくあります。 MCPシリーズ の旋光計を使用して旋光度や比旋光度を測定する場合には、長さ2.5 mmのサンプルセルを使用することでこの問題は解決します。このような小型セルは、濃色サンプルの測定にも最適です。 Modulyzer などのモジュール型システムは、同じサンプルバイアルから旋光度と屈折率の両方を測定する省スペース、省サンプルのソリューションを提供します。
創薬用ライブラリのすばやい生成
創薬用に同時に、または順次合成した物質の化合物ライブラリを生成するには時間と費用がかかります。温度と時間、また溶媒、添加物、触媒または物質のモル比の変動などの反応パラメータをあらかじめ最適化する必要があります。さらに、創薬プロセスでは必要な生成物の量が変化します。マイクロ波加熱合成を採用することで、従来の加熱よりも反応時間を劇的に短縮することができます。一般的なライブラリ生成で予想される時間の短縮により、例えば一般的な37日の期間をわずか2日に短縮できます。自動バイアル処理システムを備えたアントンパール社の Monowave 400 を使用すると、24の化合物ライブラリを同時に合成することができます。炭化ケイ素プレート付きの Multiwave PRO では、最大で192本の反応スクリーニングが可能です。
1~3日のうちに装置の設置、適格性評価、稼働を
新しい測定装置を設定し、組み込み、監査に対応することと、コンプライアンスは別の課題です。選択した装置にアントンパール社の製薬向け適格性評価パッケージをセットすると、数日のうちに新しい装置を設定して稼働させることができます。このパッケージは、機器の全適格性評価(DQ、IQ、OQ、PQ、リスク分析、21 CFR Part 11チェックリスト、差異リスト、トレーサビリティマトリックス、及びWordファイルのユーザーSOP)の全てのステップをカバーしています。このパッケージは、GMP、21 CFR Part 11、GAMP 5、USP<1058>の要件を満たし、今後の再適格性評価にも使用できます。
温度や湿度による配合の変化の評価
医薬品は、製造工程や保管時に湿度及び温度変化に曝されることがあります。このような状況変化によって予期しない相転移が起こり、薬効が変化したり、最悪の場合はマイナスの影響が生じるたりすることがあります。温度及び相対湿度が薬品の結晶構造、相転移、及び多形体に与える影響の分析は、非大気下でのX線回折により行うことができます。アントンパール社のCHC plus+低温・高湿チャンバーを使用すると、高い相対湿度と様々な温度でのX線回折データを記録することができます。このチャンバーによって、露点曲線に従って一定温度で湿度を変動させることや、一定の相対湿度で温度を変動させることができます。