最終製品に含まれるナノマテリアル
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分散液や懸濁液、複合材料、膜、ポリマー、半導体などの最終製品に含まれるナノマテリアルは、最高の品質を保証するため、適切な特性評価が必要です。
最終的にナノマテリアルが使用された後も、当社の仕事はまだ終わりません。品質や機能を保証するには、最終製品の製造後にも評価すべき特性が多く残っています。アントンパールの装置は、多くの企業の研究部門で使用されており、電子機器、包装、塗料、コーティング剤、インク、繊維、化粧品などの高品質な製品を生み出しています。
Anton Paar プロダクト
MCR Rheometer + Cora 5001
SAXSpace
SAXSpoint 500
SAXSpoint 700
L-Dens 7400
L-Dens 7500
UNHT³
カロテストシリーズ
カロテストシリーズ コンボ(CAT²combo)
NHT³
NST³
UNHT³ Bio
TRB³
MCT³
Multiwave
Monowave
Monowave 200
Monowave 400
Monowave 450
濁度測定システム
DMA 4002
DMA 5002
DMA 6002
Cora 5001 Fiber プロセスモニタリング
Cora 5001 Fiber 医薬
Cora 5001 Fiber 標準
Cora 5001 Direct 医薬
Cora 5001 Direct 標準
MCR
XRDynamic 500
Litesizer DLS 101
Litesizer DLS 501
Litesizer DLS 701
DSR 502
Ultrapyc
Ultrapyc 7000
Ultrapyc 7000 Micro
DMA 6002 Sound Velocity
Cora 100
PoreMaster
PoreMaster 33
PoreMaster 60
TRB V / THT V
ChemBET Pulsar
HTR 7000
iSorb
iSorb HP1 100
iSorb HP1 200
iSorb HP2 100
iSorb HP2 200
Autosorb
Autosorb 6100
Autosorb 6200
Autosorb 6300
THT
FRS
懸濁液と分散液
ナノ粒子は、ナノデバイスからハイブリッド複合材料まで、様々な種類の新しい機能性材料の原料となります。商業的に応用・加工するには、凝集のないナノ粒子分散液や懸濁液を開発して特性を評価し、例えば塗布挙動を制御することが必要です。アントンパールの様々な高精度機器を用いて、セルロース溶液中のせん断誘起配向効果、ナノマテリアル含有のグラフェンコーティング剤の粘度、無機ナノ粒子粉末をベースにした塗料やコーティング剤の塗布挙動、CMPスラリーの粘度などを研究しています。
複合材料
複合材料は、2つ以上の材料の異なる特性を組み合わせて、各成分とは異なる特性を持つ新しい材料を形成します。複合材料が固溶体や混合物と異なるのは、個々の成分が独立したままであるという点です。そのため、複合材料の特性を調べ、理解することは、その応用において非常に重要です。アントンパールは、レオロジー調査や、ガス吸着分析装置を用いた金属有機構造体(MOF)の細孔径の特性評価において、最高のパートナーとなります。
膜
ナノコンポジット膜の開発は、水処理や廃水処理において重要な研究課題となっています。例えば、中空糸膜(HFM)は、中空糸の形で半透膜を含んでいます。HFMにおける最大の関心事は、細孔径と細孔分布に関するものです。アントンパールの装置は、バイオメディカル用途のキャピラリーフローポロメトリーに加え、ナノマテリアルを測定する他の技術も提供しています。
ポリマー
テクノロジーや日常生活の中でポリマーが広く使われているのは、優れた化学的・物理的特性、加工性、そして比較的低コストであることが理由です。ポリマーの幅広い応用は、ポリマーの特性や挙動を理解し、開発することでしか実現できません。ポリマーナノ構造でもポリマーナノコンポジット(PNC)でも、アントンパールの一連の測定技術を利用すれば、様々な研究調査を行うことができます。
半導体
ナノ構造の理解と特性評価は、情報処理、フルカラーディスプレイ、新しいセンサー技術などの幅広い分野で、これまでにない技術の開発に不可欠な役割を果たしています。アント ンパールのソリューションは、現代の技術的進歩に貢献しています。例えば、化学的・機械的研磨プロセスを改善するための粒子径の特性評価や表面ゼータ電位の研究、GISAXS(斜入射小角X線散乱)によるナノパターン表面の分析などがあります。