動粘度計:
SVM

面倒で時間のかかる設置は避けたいと考えています。

SVMの設置は非常に簡単です。装置は工場出荷時に調整されており、電源を接続するだけですぐに使用できます。

5分以内に起動。箱から出してすぐに使用可能。

ガラスキャピラリー粘度計は、通常、外付けのPCとソフトウェアが必要です。これはラボスペースを占有し、ソフトウェアは扱いにくく、さらに追加コストがかかります。より良い解決策をお探しですか？

SVMは、PCやソフトウェアを追加することなく、すべての計算を装置上で自動的に行います。ユーザーインターフェースは分かりやすく、画面上で直接結果を見ることができます。

PCとソフトウェアのコストがかかりません。ラボスペースを節約できます。手作業による計算は廃止されます。高いトレーサビリティ – テストパラメータと結果は自動的に保存されます。新人スタッフもすぐに装置を操作できるようになります。

恒温槽は重く、ラボスペースを大きく占有します。特に冷却装置などの追加設備が必要な場合はなおさらです。

SVM 1001は、寸法26.5 cm x 36.5 cm x 18.0 cm、重さ6 kg未満の省スペース設計です。また、バッテリー駆動も可能なため、持ち運びが容易で、スペースのないラボにも最適です。

ラボスペースをほとんど占有しません。持ち運びが容易です。バッテリーは、ラボから離れた場所での測定を可能にし、バックアップ(無停電電源装置)としても機能するため、停電時にも測定が可能です。

ピペットやシリンジを使わずに、容器から直接サンプルを充填したいと考えています。

SVM 1001 Simple Fillでは、サンプルを直接投入することができます。容器から直接漏斗にサンプルを注ぐだけで、測定の準備が整います。測定セルを洗浄し、その場で乾燥させることで、次のテストにすぐに対応できます。

その場で充填、洗浄、乾燥を行うことで、所要時間を短縮し、取り扱いミスによるガラス破損のリスクを軽減することができます。自動サンプルロードにより、オペレーター間のばらつきを排除します。シリンジやピペットの消耗品コストは不要です。

ガラスキャピラリー粘度計は、大量のサンプル(通常 25 mL)を必要とするため、温度平衡化時間やテストサイクルが長くなります。また、サンプル量が多いと、廃棄コストも高くなります。

SVMのコンパクトな測定セルは、わずか1.5 mLのサンプル量で済みます。その結果、温度平衡化は1分以内に完了します。二重判定を必要とするASTM準拠のテストでは、5～6 mLのサンプル量が必要です。

わずか1分以内での温度平衡化、テストサイクルタイムの短縮、廃棄コストの削減など、いずれも通常必要なサンプル量がガラスキャピラリー粘度計の4分の1以下であることが理由です。

使いやすさ、トレーサビリティ、データの整合性、コンプライアンスは、すべてお客様にとって重要な要件です。データ処理とデータ転送は、効率的でITネットワークにシームレスに統合されている必要があります。

SVMはそのすべてを満たしています。ユーザーフレンドリーなソフトウェア(SVM 2001、3001、3001 Cold Properties、4001では、監査証跡、電子署名などを含む)、デジタルデータ処理、ラボ作業用ソフトウェアAP Connectは、お客様の業務上および規制上の要件をすべてカバーします。 

使い方は簡単で、最小限のトレーニングで済みます。規制の厳しい業界でも、データ損失やコンプライアンスの問題を心配する必要はありません。単一のデータプラットフォームによるシンプルなデータ処理とデータ管理をご利用ください。

オペレーターに依存しない充填と洗浄を含む、全自動測定を必要としています。

アントンパール社のサンプルチェンジャーは、内蔵のスロットを介してプラグアンドプレイ方式に取り付けることができ、最大71個のサンプルの充填と洗浄を全自動で行うことができます。また、高いサンプルスループットを必要とする検査機関向けのHTV(High Throughput Viscometer)など、カスタマイズされたロボットソリューションも提供しています。

オペレーターの操作を最小限にすることで、オペレーターへの依存をなくし、再現性の高いプロセスを実現します。夜間や週末の測定も可能です。

ガラス製キャピラリーは、取り扱い中に割れてしまうことが多く、オペレーターにとって危険です。サーモスタットには、高温、危険、引火性の液体が使用される可能性があります。テスト後の洗浄には約40 mLの溶剤が必要で、オペレーターにとっては膨大な曝露量となります。どうすればこれらの危険を回避できますか？

SVMは堅牢な金属製の測定セルを採用しており、ペルチェ式の温度制御により、液体バスや冷却装置を使わなくても、すべての温度範囲をカバーすることができます。キャピラリー粘度計とは異なり、洗浄に必要な溶剤の量が大幅に少なくて済みます(最小 1.5 mL / 通常 6 mL)。

ガラス破損の心配がなく、温度制御のための可燃性や毒性の液体も必要ありません。有害な溶剤の量が少ないため、オペレーターやラボスタッフの健康リスクはありません。

複数のパラメータ(動粘度、密度、低温流動性など)をテストするには、複数の装置が必要となり、時間もかかります。さらに、広い粘度や温度の範囲をカバーするには、多数のキャピラリーとバスが必要で、それらすべてに対して校正とメンテナンスが必要になります。

SVMは、動粘度、密度、粘度指数、曇点、析出点などの多くのパラメータを1回で測定することができます。1個の測定セルで、すべての測定範囲と温度範囲をカバーします。

マルチパラメータ測定により、作業負担が大幅に軽減されます。キャピラリーを交換することなく、さまざまなサンプルを測定できます。キャピラリーや恒温槽の追加購入やメンテナンスのコスト、適切な管を選ぶ必要もありません。

製品認証は、標準化された試験法に従う必要があります。SVMの利点をすべて活かしたいのですが、D445準拠の結果を報告する必要があります。

SVMは、ASTM D7042に準拠しています。この試験法は、ASTM/SAE/ISO承認のD445の代替試験法として、多くの国際規格や仕様書で参照されています。ASTMバイアス補正機能を使えば、D445準拠の結果を報告することができます。

コンプライアンスを徹底できます。ASTMが提供する統合バイアス補正により、SVMによる測定の利点をすべて享受しながら、D445に準拠した結果を報告することができます。

ガラスキャピラリー粘度計を使用した手作業の試験には時間がかかります。動粘度の手計算はミスが発生しやすいです。計算中にミスが発生した場合は、再測定する必要があります。

SVMは、手動式に比べて150 %のスループット向上を実現します。結果は自動的に計算されるので、人為的なミスの余地はありません。

測定の高速化により、1日により多くのサンプルを測定することができます。これにより、業務効率が向上します。自動計算により、オペレーターの作業時間を短縮し、ミスのリスクを低減します。

推奨される温度平衡化時間が30分のため、手作業のテストのサイクルタイムが長くなってしまいます。さらに、(準)周囲温度での測定のために、ほとんどの動粘度計は高価でかさばる冷却装置を必要とします。 

ペルチェ温度制御を内蔵し、必要なサンプル量が少ないため、1分以内の平衡化が可能です。SVM 3001とSVM 3001 Cold Propertiesでは、-20 °Cまで外部冷却が不要で、速い加熱/冷却速度(最大20 °C/min)により、測定間の待ち時間が大幅に短縮されます。

温度平衡は1分以内に行われるため、超高速での測定が可能です。購入コスト、電力、ラボスペースを節約できます。冷却装置は必要ありません。

環境負荷を最小限に抑えつつ、コストも削減したいと考えています。

SVMは運用コストの削減に役立ちます。特許取得済みの測定セルは、洗浄に必要な溶剤が少量(一般的なガラスキャピラリー粘度計の40 mLに対し、最小1.5 mL/通常6 mL)のため、溶剤と廃棄にかかるコストを最低限に抑えることができます。また、サンプル置換を行えば、溶媒は不要になります。SVMは、優れた性能を発揮する一方で、-20 °Cでの測定でも+135 °Cでの測定でも、一般的なキャピラリーバス(1000 W以上)に比べて、消費電力を大幅に削減(50 W)しています。

エネルギーと溶剤の消費量を大幅に削減でき、廃棄コストも最小限に抑えられ、環境負荷も軽減できます。プレミアムな経済性を実現します。

キャピラリー粘度計のメンテナンスは煩雑で時間がかかります。バスから取り出して洗浄したり、バス液を交換したり、キャピラリーを校正したりする必要があります。バスのスイッチを入れ直して、温度が安定するまでには数時間かかります。結果的に、長期間にわたって装置を使用できないことがあります。また、ガラス製キャピラリーはメンテナンス時に破損することがあります。

SVMの定期保守は30分で終わります。キャピラリー粘度計の場合は、最低でも1時間かかります。SVMの測定セルに工具なしでアクセスできる特許取得済みのモーターコンセプトは、使用済みオイルのような汚染度の高いサンプルの測定後の洗浄に便利です。SVMの測定セルには、壊れにくい金属を使用しています。

極めて短時間の洗浄作業(2分)により、極めて短時間のダウンタイムを実現します。ガラス破損の心配がないので、交換用のガラスキャピラリーの購入や保管に必要な追加コストがかかりません。

温度計、ストップウォッチ、キャピラリーなどは定期的に校正する必要があります。その結果、膨大な数の証明書や報告書などの品質管理文書が作成されます。

SVMでは、粘度校正と温度校正が1回ずつしか必要ありません。 

文書の数を最小限に抑え、ムダのない効率的な品質管理を実現します。校正に費やす時間の代わりに、実際の生産性を向上させます。 

購入からアプリケーションサポート、サービスまで、信頼できるローカルパートナーを探しています。

アントンパール社には、30社以上の子会社と多数の担当パートナーを擁する世界的なサービスネットワークがあります。お客様のシステムを熟知している専門家がいつでもそばにいます。サービスとサポートには、アントンパール社の品質、気配り、専門知識の保証がついています。

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