スペクトル分析ソフトウェア:
AP Spectroscopy Suite
- Cora 5001(ラマン)とLyza 7000/3000(FTIR)をPCから制御
- 化学物質を数秒以内に特定
- 便利なメソッド開発とスペクトル処理機能
- 装置の導入から廃棄に至るまでのデータインテグリティと検索機能付きの監査証跡
- 透明性及び安全性の高い電子署名とバージョン管理
アントンパールのスペクトル分析ソフトウェア「Spectroscopy Suite」を使用すれば、Cora 5001とLyza 7000/3000で物質の化学的同定を数秒で行うことができます。
これは、入荷検査、最終製品の品質管理、規制環境下での研究開発に最適なソリューションです。日常的な測定ルーチンから複雑な分光測定の要素をすべて解決します。ワークフローと設定があらかじめ定義されているため、分析がスピードアップし、ミスがをなくします。ワークフローはすべて、厳格なコンプライアンス規制に準拠する設計になっています。メソッド、参照データ、ライブラリは、バージョン管理が徹底されており、レビューと承認には署名を必要とします。
主な機能
分光法のパワーを結集
FTIRとラマン分光の両手法を同じソフトウェアで制御することができます。Spectroscopy Suiteは、ラマン分析ソフトウェアまたはFTIR分析ソフトウェアとして個別に使用することも、ひとつの強力な分析ワークステーションとして使用することもできます。

安全で効率的な化学物質の同定ワークフロー
日常的なサンプル測定は、承認済みのメソッドにのみ従って行われるため、安全かつ効率的です。ガイド付きワークフローが最適な条件を保証し、結果に対する人為的要因の影響を排除します。測定されたスペクトルは、メソッドで規定された参照スペクトルライブラリと自動的に比較され、合否判定が行われます。システム適合性試験への適合は、測定開始の前提条件です。データセットはSQLデータベースに安全に保存されるため、削除されることはありません。電子署名プロセスは、適切なデータの提出、レビュー、承認を保証します。

あらかじめ設定したメソッドで日常業務を簡略化
メソッドには、サンプル固有の測定条件と参照データがすべて設定されています。メソッドの作成や変更は、権限を有するユーザーグループにのみ認められています。このシステムは、ユーザーがサンプルに最適な条件を考慮するサポートをします。メソッドは自動的にバージョン管理されます。また、電子署名によるレビューと承認のガイド付きプロセスを経て、承認済みのメソッドのみが分析に使用されることを自動的に保証します。

参照ライブラリを簡単作成
メソッド同様、参照データセットは、権限を持つユーザーだけが作成できます。ガイドに従って簡単に作成できます。複数のスペクトルを表示することで、適切な参照データセットの選択をサポートします。また、参照ライブラリは自動的にバージョン管理されます。ここでも、レビューと承認のプロセスにより、承認済みのライブラリエントリのみがライブラリに登録でき、承認済みのライブラリのみが分析に使用できます。

規制環境下での分光測定に最適
Spectroscopy Suiteでは、アクティブディレクトリを介したアクセス制御、電子署名、ユーザーグループ管理、監査証跡、データ管理、エクスポート、バックアップ、復元などの機能により、21 CFR Part 11、GAMP 5、EU GMP Vol. 4 Annex 11への準拠が保証されます。アントンパールの分析装置とシステム適格性評価パッケージ(AISQ+)は、稼働までの労力と時間を最小限に抑えます。

標準規格
CFR
GAMP
EU GMP
European Pharmacopoeia (Ph. Eur.)
US Pharmacopoeia (USP)
Japanese Pharmacopoeia (JP)
Chinese Pharmacopoeia (ChP)
IP
アントンパール認定サービス
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