砂糖製造におけるインライン°Brix測定
AGRANAは、砂糖、でん粉、果実加工品、エタノールを製造し、複数の国に生産拠点を展開するオーストリアのメーカーです。 ニーダーエスターライヒ州トゥルンにある同社の製糖工場は1937年に設立され、現在はオーストリアにおけるAGRANAの主要な砂糖生産・貯蔵拠点となっています。
製糖期には、同工場で地元産のてん菜を高品質な砂糖製品へと加工します。 てん菜は収穫後、迅速かつ慎重に処理する必要があるため、安定した効率的な生産が不可欠です。
製糖期における信頼性の高い24時間365日の監視
AGRANAでは、糖汁のインライン°Brix測定にアントンパール製L-Sonic 5100音速センサーを使用しています。 これらのセンサーは製造工程の測定値を連続的に提供し、製糖期を通じてAGRANAの品質基準に適合した砂糖の生産を支えます。
AGRANAは、高い信頼性と直感的な操作性を備え、既存設備にも容易に組み込めることから、L-Sonic 5100センサーを選定しました。 設置は容易で、稼働開始直後から期待どおりの°Brix値が得られました。
ラボ測定の削減
設置以来、L-Sonic 5100センサーは安定したインライン測定値を提供しています。 信頼性の高いインライン測定により、AGRANAでは時間のかかるラボ測定を削減できます。
これにより、工程に関する意思決定を迅速化できるほか、オペレーターは生産工程を直接監視できます。 トゥルン工場にとって、これらの機器は製糖期の操業を成功に導くうえで大きな役割を果たしています。
トゥルン工場の4台のセンサー
アントンパールは、トゥルンのAGRANA工場にインライン°Brix測定用として4台のL-Sonic 5100 Version SSTを設置しました。 AGRANAはこれらの機器を導入し、マイクロ波技術を採用した他社製機器を置き換えました。
センサーは、希薄糖汁槽と蒸発缶の間、蒸発缶と濃厚糖汁ろ過工程の間など、工程上の重要な箇所で使用されています。 24時間連続で測定し、±0.1 %より高い測定精度を備えたこのシステムは、糖汁生産における信頼性の高いプロセス制御を支えます。