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MCR用アクセサリー:
Rheo-SALS

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  • 「構造解析とレオオプティクス」用アクセサリー
  • レオロジーと組み合わせた小角光散乱(SALS)
  • 微細構造体のせん断依存形状・配向の研究用
  • 温度範囲は-20 °C~300 °C

複雑な流体の微細構造と機械的特性の間の依存性を理解するには、光学的測定とレオロジー測定の組み合わせが不可欠です。レオロジー測定中の微細構造または結晶化プロセスにおけるせん断依存性の変化は、エマルション、懸濁液、またはポリマー溶液の製造や開発などの複数のアプリケーションと関連があります。小角光散乱(SALS)は、適用されるレーザーの波長の範囲内で構造解析を行う、確立された手法です。アントンパール社のRheo-SALSは、散乱角度の範囲が広く、非常に幅広い構造解析に対応可能です。SALS測定とレオロジー分析技術を組み合わせることで、研究開発にとって最も価値のあるデータを提供します。

このトピックについての詳細は、こちらを参照してください: NRC-2006-SALS-Micro-Paper [外部リンク]

主な機能

リアルタイムでレオロジーデータと同時に構造情報を取得

リアルタイムでレオロジーデータと同時に構造情報を取得

粘弾性測定と小角光散乱を組み合わせると、レーザー光の散乱パターンを分析することで、せん断依存性の構造変化または結晶化を評価することができます。レーザー光の主軸は、その光を散乱させるせん断変形を受けたサンプルに焦点を合わせて照射されます。得られる散乱パターンにより、構造の変化が視覚化され、ミクロ構造に関する情報が得られます。このようにして、リアルタイムで構造情報とレオロジーデータを同時に生成することができます。

このセットアップでは、すべてのレオロジー試験モードが利用可能で、ペルチェ式(-20 °C~200 °C)または電熱式(最高300 °C)の温度制御システムと組み合わせることができます。どちらの温度システムも下部ガラスプレートが簡単に交換できるようになっています。加熱されたボトムプレートと低温度勾配を確保したフードにより、サンプルの酸化を防ぎ、 窒素によるパージを可能にします。サンプルの粘度に応じて、パラレルプレートまたはダブルギャップシステムを使用できます。

最高の安全性を実現するレーザークラス1

最高の安全性を実現するレーザークラス1

SALSオプションはアラインメント済みで、ユーザーによる主なアラインメントを必要としないため、設置時間を最小限に抑え、測定にかけられる時間を長くすることができます。測定システムはパラレルプレートとダブルギャップ測定に合わせてすばやく調整され、迅速で再現性の高い位置決めと焦点合わせを可能にします。散乱角度の範囲が広いため、小さい構造も大きい構造も測定することができます。バックグラウンドノイズを低減するには、固定プレートに散乱光を通過させる必要があります。またサンプルの前後に偏光板があるため、非偏光だけでなく偏光でも測定することができます。モジュール式でオープンなデザインは、上部モジュールにレーザーを内蔵したレーザーダイオード、CCDカメラ、光学系、偏光板で構成されています。レーザーはレーザークラス1に準拠し、認定レーザー安全性コンセプトを採用しています。光学系はレーザーと独立して動かせるため、柔軟にサンプルのさまざまなポイントに焦点を合わせることができます。

内蔵CCDカメラの画像や映像とデータをマッチング

内蔵CCDカメラの画像や映像とデータをマッチング

統合カメラは、試験中の画像と映像を自動で記録し、その後、レオメーターソフトウェアRheoCompassによってレオロジーデータと照合されます。一度保存すると、記録した測定画像または映像をいつでも分析できます。これらは特定の測定点に割り当てられ、こうすることでレオロジーデータに直接リンクすることができます。レオメータ、CCDカメラともにソフトウェアで制御しており、専用のソフトウェアで散乱パターンをさらに解析(粒度分布の推定を含む)することができます。SALS測定とレオロジー分析技術を完璧に組み合わせることで、研究開発にとって最も価値のあるデータを保証します。

レオオプティクスツールボックス - Rheo-SALSと他の光学的手法を組み合わせることにより、1台の装置だけでフルレンジのサンプル分析が可能

レオオプティクスツールボックス - Rheo-SALSと他の光学的手法を組み合わせることにより、1台の装置だけでフルレンジのサンプル分析が可能

SALSオプションは、MCRレオメータシリーズ用のモジュール式レオオプティクスツールボックスの一部であり、構造解析用のその他のオプションも含まれています。モジュール式MCRレオメータのコンセプトにより、SALSオプションと、ラマン分光法、IR分光法、(蛍光)光顕微鏡、偏光イメージング、UV硬化などの他の光学ツールを簡単かつ迅速に切り替えることができます。これらの光学ツールは、広い温度範囲を適用するために、すべてペルチェ式や電熱式の温度制御システムと組み合わせることができます。  さまざまな光学ツールと一緒にレオメータと温度制御システムを使用し、たった1台の装置でサンプルを最大限に活用しましょう。アントンパール社では、光学ツールの他にも、粒子移動速度解析測定(PIV)誘電粘弾性測定セル(DRD)による誘電分光法測定、小角X線散乱(SAXS)、小角中性子散乱(SANS)など、MCRレオメータに簡単に取り付けられるアクセサリーをご用意しており、構造解析の可能性をさらに広げます。 

スマートな材料開発のための深い洞察

スマートな材料開発のための深い洞察

せん断が誘起する微細構造での著しい変化またはせん断依存性の結晶化プロセスを示す材料はすべて、Rheo-SALSを使用した評価に適しています。レオロジーと組み合わせて小角光散乱を使用すると、例えば、エマルションの安定性やポリマーブレンドの脱混合に対する理解を深めることができます。一般に、固有の微細構造を持つサンプルはすべて、 光学顕微鏡と組み合わせたレオロジーの補完的なメソッドとして、このセットアップで測定できます。

このような材料の一般例:

  • エマルション(食品、消費財など)
  • 懸濁液、コロイド溶液
  • 界面活性剤(自己組織化ミセルなど)
  • ポリマー溶液、ポリマー溶融体、ポリマーブレンド
  • ソフトマター(ライフサイエンス用途のヒドロゲルなど)

アントンパール認定サービス

サービスとサポートにおけるアントンパールの品質:
  • 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
  • お客様の言語でサポート
  • ライフサイクル全体にわたる資産の保護
  • 3年保証
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