レオ共焦点顕微鏡:
MCR 702e Space MultiDriveとレオオプティックス

必要なすべての作業スペースを提供する最先端の研究用レオメータ

「共焦点レオメーター」を設計する場合、主な課題は2つの大きなハウジングを組み合わせることです。MCR 702e Space MultiDriveは、 MCR 702eMultiDriveの搭載技術をベースとした完全機能型レオメータです。サポートプレート(フランジ)の下には最大化された独自の作業スペースがあり、共焦点顕微鏡を追加するのに最適な場所になります。レオメータと共焦点顕微鏡は、スタンドアロンモードで個別に使用することもできます。さらに、レオメータは電子部品ボックスが独立しているため、不活性ガス(窒素、アルゴン)雰囲気下でも、スペースが限られている場所やラボのグローブボックス内にレオメータを設置できます。

お好みの共焦点顕微鏡を選んだ後は、当社が統合をサポート

共焦点顕微鏡法(より正確には、共焦点レーザー走査顕微鏡法、CLSM)は近年、標準的な技術になっています。多くの市販メーカーがさまざまなモデルやアクセサリを販売しています。「レオ共焦点セットアップ」は、詳細な特定のユーザー要件に応じて常にカスタマイズされています。アントンパール社は、長年にわたる様々なレオ共焦点プロジェクトの成功をもとに、共焦点顕微鏡メーカーとの協力のもと、技術サポートとカスタマイズされたソリューションを提供しています。お客様の測定タスクのためにカスタマイズされたソリューションについては、当社にお問い合わせください。

まだ知られていないアプリケーションを探索

共焦点顕微鏡法は、細胞や材料のナノスケールの特徴やプロセスを研究するための定評のあるツールです。MCR 702e Space MultiDriveの「共焦点レオメータ」を使用すると、レオロジー特性(流動挙動)、外部から加えられた機械的な力、材料の形態の関係を同時にリアルタイムで調べることができます。これは、300°Cまでのサンプルの温度制御が可能です。この刺激的な組み合わせには、複数のアプリケーションへの可能性が秘められています。

• 生命科学 / 生物学 / 医学、例えば細胞生物学、組織工学、生体高分子
• ソフトマター研究、例えば生体模倣ヒドロゲル
• コロイド系 / 懸濁液
• 結晶学