MCR用アクセサリー:
レオマイクロスコープ
- 光学顕微鏡とレオロジー測定の融合
- 測定中に画像/ビデオを自動撮影
- レンズ倍率: 5倍、10倍、20倍、50倍
- 偏光顕微鏡や蛍光顕微鏡用のモジュールを用意
- 温度範囲は-20 °C~+300 °C
レオマイクロスコープは、レオロジー測定中のサンプルの内部構造を包括的に把握することができ、せん断力や変形力がサンプルの構造に与える影響を可視化することができます。さらに、せん断中に顕微鏡を使って、せん断場のさまざまなポイントでエマルションの構造を観察し、記録することができます。アントンパール社のMCRレオメータは優れたモジュール性を備えているため、このセットアップは偏光モジュールや蛍光モジュールと組み合わせることができます。また、光学式温度制御システムに接続することで、300 °Cまでのポリマーメルトや混合物の顕微鏡観察が可能になります。
主な機能

レオロジー特性の情報を得ながらサンプルを観察
せん断中のサンプルの挙動と構造を同時に可視化できます。このセットアップは、交換可能なカメラ、顕微鏡レンズ、光源で構成されています。レンズの倍率は5倍、10倍、20倍、50倍のいずれかで、ガラスの厚さを補正したレンズを使用することで、底面のガラスプレートに妨げられずに撮影することができます。反射を避け、サンプル内の照明光を増やすために、ガラス製のさまざまな上部測定システムをご用意しています。レオマイクロスコープは、シングルドライブとツインドライブのレオメータ構成(逆回転および逆振動)の両方に使用できます。

偏光顕微鏡による複屈折サンプルの観察
レオマイクロスコープに、回転式の偏光板を搭載した偏光顕微鏡用モジュールを組み合わせることで、交差・平行偏光板下での測定が可能になります。偏光顕微鏡は、複屈折を示す主に異方性をもつサンプルの研究に最適です。結晶材料のせん断流動下での配向効果を調べたり、結晶化中の結晶の形成と成長を観察したりするのに使用できます。レオロジー測定から得られる機械的情報と偏光顕微鏡から得られる光学的情報の両方が、このようなメカニズムの理解を深めることにつながります。また、高輝度光源と交換可能な励起・透過フィルターを備えた蛍光顕微鏡用のモジュールもご用意しています。

モジュール式で使いやすいレオオプティックスツールボックス
レオオプティックスツールボックスのコンセプトは、MCRレオメータをニーズに合わせて調整できる可能性を広げます。光学とレオロジーを組み合わせて測定する場合は、他のアクセサリーにすばやく簡単に切り替えることができます。したがって、ペルチェ素子や電熱ヒータ温調システムを、ラマン分光法、IR分光法、(蛍光)光学顕微鏡、小角光散乱(SALS)、偏光イメージング(SIPLI)などの他のレオオプティックスツールと組み合わせることができます。このようにして、MCRレオメータは先端材料研究におけるさまざまな補完的手法に効率的に利用することができます。

レオメータソフトウェアに完全統合された画像記録・表示機能
レオメータソフトウェアは、レオメータとCCDカメラの両方を制御し、画像やビデオを完全に同期して記録することができます。これにより、測定中に画像やビデオが自動的に記録され、評価のために保存することができます。画像やビデオは、それぞれのレオロジーデータに直接割り当てられるため、それに基づいて分析することができます。
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