これは必須入力項目です。
Invalid
製品番号
エラーが見つかりました

MCR用アクセサリー:
界面レオロジー測定治具

  • +3
  • 材料特性評価拡張用アクセサリー
  • 界面層の流動性に関する高精度の研究
  • エマルジョンやフォーム安定性に関する総合的なレオロジー研究
界面レオロジー測定治具

MCRシリーズ用の界面レオロジー測定治具(IRS)では、二次元の液液界面および気液界面における流動性の研究を行うことができます。界面レオロジーは、吸着された界面層の粘弾性特性がエマルジョンやフォーム安定性と相関するため、フォームやエマルジョンの開発において不可欠な要素です。一方、バルクレオロジーは、三次元流体における流動性の研究となります。測定には、界面に直接接触するバイコーン測定治具、ダブルウォールリング*測定治具またはデュヌイリングを使用します。
 

主な機能

MCRレオメータによるエマルジョンとフォームの安定性分析

界面レオロジー測定治具を搭載したMCRレオメータでは、界面層の界面の中で直接流動性と粘弾性特性を測定することができます。これらの特性は、エマルジョンやフォーム安定性のレオロジーと直接的な相関性があります。ペルチェ式温度制御システムを内蔵しているため、サンプル温度を5~70 °Cの範囲で設定できます。回転モードと振動モードでの測定が可能で、例えば界面層でのフローカーブやクリープ試験、膜形成過程での振動試験などが可能です。

脆弱な界面構造も全粘度範囲で測定

バイコーン測定治具(68 mm、2×5 °)または非常に鋭利なエッジを持つダブルウォールリング(DWR)*を層界面内に設置し、吸着膜または拡散膜(例:タンパク質や界面活性剤によって生成される膜)を測定します。低トルク性能とTruStrain機能により、最も弱い界面構造でも測定が可能です。 
バイコーン、ダブルウォールリング*、デュヌイリングは、独自の界面粘度およびせん断弾性率範囲での測定を保証します。MCRレオメータのエアベアリングに搭載された法線力センサにより、測定治具は自動位置決めが可能です。

せん断レオロジーにおける包括的な分析

アントンパールの実績あるレオメータソフトウェア「RheoCompass」は、バイコーン測定治具での測定直後に、流動場内のバルク相および上部相の影響を補正することが可能です。この分析では、界面と液体サブ相との複雑な結合を考慮し、絶対的な界面せん断レオロジー特性を明らかにします。測定および計算された界面データはすべて、記録および表示されます。さらに、迅速で便利な操作のために、事前定義された界面レオロジーワークブックもご用意しています。

ニーズに合った界面レオロジー測定装置を選択

IRSは「少量サンプル対応」バージョンもご用意しており、必要なサンプル量を40 mLまで減らすことができます。材料を限られた量しか入手できない場合に特に重要となります。このシステムは、フロースルーオプションに接続できるため、測定装置内で直接、さらにはレオロジー試験中であっても、界面系の組成を変更することが可能です。例えばpH値の変化、塩分濃度の変化、または新たな界面活性剤の添加などによる影響を直接かつリアルタイムで分析できます。また、界面輸送プロセスとレオロジー特性との関連性を分析することも可能です。さらに、ラングミュアトラフを統合することで、充填密度が制御された界面層を形成することもできます。

エマルジョン、懸濁液、フォームのレオロジー分析

界面レオロジーは、多くの製品やプロセスにおいて重要な役割を果たしています。液液または気液の二次元界面が存在する場合、懸濁液、エマルジョン、フォームなどの材料の挙動と安定性を決定する特有のレオロジー特性を調査する必要があります。典型的な例としては、食品や化粧品業界でエマルジョンやフォームの安定化と保存期間の長期化を目的として使用される、界面活性剤や表面活性ポリマーが挙げられます。
その他の例としては、以下のような材料があります。

  • 食品(例:コーヒーのクレマ)
  • 消費者向け製品(例:洗剤)
  • 医薬品、化粧品(例:カプセル化、薬剤放出、石けん)
  • オイル産業(例:W/O系)  
  • ライフサイエンス、医薬品(例:目薬、ボディクリーム)

アントンパール認定サービス

サービスとサポートにおけるアントンパールの品質:
  • 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
  • お客様の言語でサポート
  • ライフサイクル全体にわたる資産の保護
  • 3年保証
さらに詳しく

書類

結果が見つかりませんでした!

対応装置

*ダブルウォールリングは、米国では利用できません。