品質を左右する重要パラメータとしての電解液密度
TABは、60年以上の実績を誇る世界有数の鉛蓄電池メーカーです。 スロベニアと北マケドニアの拠点で産業用電池と始動用電池を製造し、リチウムイオン電池分野にも事業を拡大しています。
この規模の生産では、信頼性の高い工程管理が不可欠です。 化成工程では、電解液密度の正確な管理が電池の性能と寿命に直結し、わずかなずれでも生産の遅延につながるおそれがあります。
より信頼性の高いインライン測定ソリューション
TABでは以前、頻繁に詰まりが発生し、測定値にドリフトが生じるセンサーを使用していました。 150万個を超えるセルを生産する中、こうした問題により化成サイクルが長期化し、人件費が増加するだけでなく、規格外品が発生するリスクも高まっていました。
そこでTABは、安定した工程管理を実現し、保守の負担を軽減できる、より信頼性の高いインライン密度測定ソリューションを必要としていました。
L-Dens 7400による自動監視
TABのクローズドループ化成システムに組み込まれたアントンパールのインライン密度計L-Dens 7400は、化成サイクル全体を通じて電解液密度を高精度かつ連続的に監視します。
大口径の流路設計により、従来のセンサーで発生していた詰まりの問題を解消しました。 現在、システムは完全自動で稼働しており、必要な保守は月1回の自動洗浄だけです。これにより、TABのチームは保守作業ではなく品質管理に注力できます。
生産量向上と工程管理強化
最初のL-Dens 7400センサーを導入して以来、TABでは目標値からのずれがほぼ発生しなくなりました。 これによりTABは、より厳密な工程管理、遅延の削減、生産計画の安定化、一貫した高い製品品質を実現しています。