動的粘弾性測定(DMA)

動的粘弾性測定(DMA)

動的粘弾性測定に最適な高精度なオプション

アントンパール社のDMAシステムは、これまでにない精度で固体ねじり、伸長、曲げ、圧縮の動的粘弾性測定が可能なシステムです。様々なDMAに関する要件にかかわらず、アントンパール社のDMAシステムは効率的かつ簡単にお客様のニーズに対応させることができます。このシステムは、溶液、溶融体、固体、フィルム、薄膜、または反応性樹脂の動的粘弾性測定に使用できます。

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Anton Paar プロダクト

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選択項目: 全てのフィルターをリセットする

DMAと粘弾性を1台の装置で

アントンパール社のMCRは、三点曲げシステム(TPB)、シングル及びデュアルカンチレバーシステム(CTL)、短冊状サンプルのねじり測定システム(SRF)、円柱状サンプルのねじり測定システム(SCF)、フィルム及びファイバーの動的引張測定システム(UXF)、パラレルプレートシステム(PP)など様々な形状の測定システムと対流式温度制御システムを組み合わせ、動的粘弾性測定を実行できます。 

ねじり変形によるDMA

ねじりによるDMAは、ガラス転移を測定するための高感度の熱分析法です。これを可能にするのが、測定装置のステッピングモータによるプレテンションの分離と熱膨張の補正、及びECモータにより測定される振動信号(プレテンション力による換算なし)です。

引張によるDMA

MCRシリーズは、幅広い温度範囲で、伸長ひずみまたは伸長応力制御下の動的粘弾性測定を行うことができます。これは、ユニバーサル伸長測定システム(UXF)と測定装置の回転ドライブの組み合わせ、または短冊状サンプルのねじり測定システム(SRF)とMCR 702e マルチドライブに設置可能なリニアドライブとの組み合わせによって可能になります。これらのシステムは、フィルムや繊維、板状 の熱安定性、収縮、伸長、結晶化、相転移、緩和、脆弱性などの評価に使用できます。

曲げモードのDMA

MCR 702 マルチドライブのリニアドライブに取り付け可能な三点曲げ測定システム及びカンチレバー測定システムは、高剛性の材料でも再現性の高い動的機械特性の繰り返し測定を実現します。これらの測定システムを使用すると、多種多様なアプリケーションにおいて作用する荷重に応じた機械特性を評価することができます。

全ての要求に応えるソフトウェア - 多機能でユーザーフレンドリー

直観的な使いやすさを備えたRheoCompass™ソフトウェアには、必要な定義済みまたはカスタマイズ済みの測定テンプレートの検索、測定や解析定義のカスタマイズ、データのエクスポート、レポート作成など様々な機能が標準搭載されています。また、事前定義済みではあるものの、個々に設定可能な解析手法を幅広くご利用いただけます。ガラス転移温度の特定や、温度時間換算則などがその一例です。また、Microsoft SQL 2012データベースを使用しているため、データの管理や取得、生成も簡単に行えます。測定年月日、バッチ番号、オペレーターなどを指定してフィルタリングすると、目的のデータが数秒で表示されます。

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