レオロジーとSAXSの組み合わせ:
RheoSAXSモジュール
- 構造特性と粘弾性を同時評価
- 流れ方向に対して平行または垂直に測定
- このモジュールで既存のSAXSpointシステムをアップグレード可能
このラボスケールのRheoSAXSシステムである SAXSpoint 700 は、アントンパールの2つの世界トップクラスの装置を巧みに組み合わせたもので、ナノスケールで卓越した結果を提供します。 DSR 502動的せん断レオメータ (MCRレオメータをベースに開発)と組み合わせることで、このRheoSAXSシステムは、ラボ内で構造特性とレオロジー特性を同時に測定できる初の商用システムとなります。RheoSAXSはサンプルの複合情報を数分で解析します。
主な機能
RheoSAXS測定の新たな可能性
- 回転方向の最小トルクが10 nNm、振動方向の最小トルクが2 nNmであるため、低粘度の希薄懸濁液の測定が可能です。
- 上部測定システムにクイックカップリング機構を採用することで、優れた操作性を誇ります。
- DSR 502とX線測定チャンバー間のフランジにマークが付いており、軸方向から接線方向へのセットアップ変更が容易です。

X線透過率の高いRheoSAXS測定セル
- 流れ方向に対して平行または垂直に測定することで、流れ方向に対するサンプル分布の配向情報が得られます。
- DIN 53019に準拠した円筒形の測定システム、ギャップサイズ1 mm、X線透過型ポリカーボネート製
- 充填容量:8 mL
- 温度制御範囲:-10~90 °C

既存のSAXSpoint 700/SAXSpoint 5.0システムをいつでもアップグレード
- すでにお持ちのSAXSpoint 700/SAXSpoint 5.0システムに、RheoSAXS測定機能を組み合わせることができます。
- DSR 502測定ヘッドはSAXSpoint 700/SAXSpoint 5.0に統合し、SAXSdrive™ソフトウェアを使用してシステムを調整することができます。
- SAXSanalysis™を使用して散乱データを分析し、RheoCompass™を使用して粘弾性データを分析できます。

仕様
汎用性の高いラボ用SAXS/WAXS/GISAXSシステム:SAXSpoint 5.0
アントンパール認定サービス
- 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
- お客様の言語でサポート
- ライフサイクル全体にわたる資産の保護
- 3年保証
書類
-
RheoSAXS カタログ