自動レオメーターワークフロー:
HTR 7000
- サンプル前処理から洗浄まで、最大14工程を自動化
- オペレーターの操作を必要とせず、60以上のサンプルを24時間365日ハンドリング
- SOP遵守とAI対応トレーサビリティを確保
- 自動トリミングにより±2%の再現性を実現
HTR 7000は、固体、ペースト状、または分散可能な低粘度サンプルのトレーサブルなレオロジー測定を完全自動化します。サンプルの前処理から洗浄まで、最大14工程の手作業を省くことができるため、研究開発や品質管理のシフト勤務全体が自由になります。モジュール設計により、ワークフローを簡素化し、データ品質を高め、生産性を向上させます。ラボの将来性を高め、イノベーションを加速し、オペレーションを合理化し、繰り返し精度を最大化するHTR 7000は、そのすべてを信頼できるベンダー1社で実現します。
主な機能
装填、設定、スタート。
HTR 7000の自動ワークフローを利用して、手作業に別れを告げ、ラボのバリューストリームを最適化しませんか。人による操作や監視を必要とせずに最大60サンプル、14工程を処理できる24時間365日のオートメーション機能は、前処理、トリミング、レオロジー/pH測定、洗浄、データ転送を行えるため、お客様はより価値の高いタスクや研究目標に集中することができます。

再現性の高いデータ品質と完全なトレーサビリティ
サンプル前処理と測定を自動化することで、常に信頼性の高い正確な結果を得ることができます。SOP遵守と完全なトレーサビリティは、サンプル管理、バーコード読取、LIMS接続などの統合ツールにより保証され、各測定の画像文書化によってさらに強化されます。また、サンプルハンドリングとトリミングを自動化することで、再現性(±2%)を最大化でき、オプションのデュアルレオメーターセットアップを使用すれば、並行測定も可能になるため、一貫した性能で時間の節約とスループットの最大化を実現できます。HTR 7000を使用することで、AIモデルの訓練など、大規模なデータ生成が可能になります。

モジュール設計による最大限の柔軟性
信頼できる測定結果を実現します。HTR 7000は、固形サンプル、ペースト状サンプル、分散可能な低粘度サンプルなど、プレートプレートまたはコーンプレート測定システムで測定されるあらゆるタイプのサンプルに適しています。HTR 7000の構成は、洗浄ステーション、各種サンプルラック、測定システムペア(CP、PP)、温度制御用強化ラック(オプション)など、ワークフローやプロジェクト要件に合わせて変更できます。

安全なレオロジー測定
HTR 7000は安全性が非常に高いため、実質誰でも使用できます。自動ワークフローにより、有害なサンプルや洗浄剤に人が触れる可能性を最小限に抑えるとともに、高温の測定システムに触れる可能性を一切排除しています。 また、安全ドア、換気監視、防爆オプションなどの追加安全機能により、いつでも安心できるオペレーションを確保できます。

精度と性能の融合
アントンパールでは、3年間の標準保証に加え、クラス最高のサービス、お客様に合わせた消耗品やスペアパーツのパッケージ、納期厳守の納品、最大限の稼働率、効率的な知識の共有を保証する専門家によるサポートを提供しています。
世界各地に子会社を持つアントンパールのグローバルな販売・サービスネットワークでは、包括的なトレーニング、オンサイト/リモートサポート、個別のメンテナンスとサービスを提供します。

仕様
寸法(幅×奥行×高さ) | 約1,650×1,500×1,980 mm | |
組立前寸法(幅×高さ) | 最大980×1,980 mm | |
重量(正味重量) | 約1,000 kg(最大400 kg/m²) | |
主電源 | 400 V、16 A、50/60 Hz | |
媒体インターフェース | 圧縮空気、洗浄用溶剤 | |
排液処理 | 液体用ドレン | |
通信インターフェース | イーサネット | |
MCR 702 MultiDriveレオメーターの仕様 | ||
最大トルク | 230 mNm | |
最小トルク(回転) | 1 nNm | |
最小トルク(振動) | 0.05 nNm | |
最大角速度 | 314 rad/s | |
最大角周波数 | 628 rad/s | |
法線力範囲 | 0.005~50 N |
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