加熱サンプラー
- アントンパール製SAXSpointシステム用の温度制御されたサンプルステージ
- 最大20の固体、液体、ペースト/ゲル状のサンプルを自動スキャン
- 加熱/冷却サンプラー:-10~120 °C
- 加熱サンプラー2.0:-150~350 °C
アントンパール社の温度制御サンプルステージ、加熱サンプラー、加熱/冷却サンプラーでは、最大20個のサンプルを完全自動でスキャンできます。加熱/冷却サンプラーでは、-150~350 °Cの範囲でSAXS/WAXS測定を行うことができます。また、固体、液体、ペースト/ゲル状サンプルに合わせて、様々なサンプルホルダーをご用意しています。
主な機能
加熱/冷却サンプラー: -10~ 120 °Cでの複数サンプルの自動測定
加熱/冷却サンプラーでは、固体、液体、ペースト/ゲル状サンプルを様々な温度で自動測定することができます。DIN 43760に準拠した極めて正確なPt 100温度センサが+/-0.1 °Cの精度で温度制御します。サンプルは、空気や不活性ガスなどの制御雰囲気下はもちろん、真空下でも測定可能です。加熱/冷却サンプラーは、SAXSpoint 5.0の測定チャンバーに接続されると自動的に認識されます。SAXSdrive制御ソフトウェアを使用すれば、一連の測定を簡単に実行できます。また、サンプルのシーケンスを一度設定すれば、完全自動で測定できます。

加熱サンプラー2.0: –150~350 °Cの範囲に柔軟に対応
加熱サンプラー2.0は、室温から350 °Cの温度範囲に対応します。また、低温モジュールを搭載すれば温度範囲は-150~350 °Cに広がります。これにより、様々なサンプルのSAXS/WAXSプロファイルの温度依存性を柔軟に測定できます。加熱サンプラー2.0は、あらゆるサンプルポジションで最大の温度均一性と+/-0.1 °Cの温度精度を実現します。低温モジュールはSAXSシステムの冷却水回路によって恒温化され、極低温測定中のSAXSpoint 5.0ハウジングへの影響を最小化します。

専用サンプルホルダーによる液体、固体、ゲル/ペースト状のサンプルの複数サンプル測定
加熱/冷却サンプラーと加熱サンプラー2.0には、次のサンプルホルダーが付属しています。
- 複数固体サンプル(最大20)用ホルダー
- 複数ペースト/ゲル状サンプル(最大4)用ホルダー
- 複数使い捨てキャピラリー(最大5)用ホルダー
- TCSサンプルホルダー用マルチキュベットホルダー(例: 石英キャピラリーセル、マイクロセルなど)(最大5)
オプション: 散乱バックグラウンドを非常に低くするSiNフロースルーセルこれは、散乱の弱いサンプルの測定に最適です。加熱/冷却サンプラーと加熱サンプラー2.0用にカスタマイズされたサンプルホルダーをご要望に応じて用意いたします。

技術仕様
温度範囲 | -150~350 °C |
温度制御精度 | +/-0.1 °C |
位置決め精度 | 1 µm |
製品の最新情報、オプション、カスタムソリューションの詳細については、直接お問い合わせください。
アントンパール認定サービス
- 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
- お客様の言語でサポート
- ライフサイクル全体にわたる資産の保護
- 3年保証