Total Package Oxygen Meter:
TPO 5000
- 缶、瓶、ペットボトルから容器内の総酸素量を選択的に測定
- 4分以内に結果を取得
- セルフクリーニングで最小限のメンテナンス
- 業界固有の測定パラメーターを最大50個まで追加できるモジュール式拡張機能
TPO 5000は、飲料内の総酸素量(ヘッドスペース酸素+溶存酸素) を缶、瓶、ペットボトルから選択的に直接測定します。この測定値は、完成した飲料の品質管理にかかわるものです。サンプルをアントンパールの二酸化炭素計CarboQCに充填し、1回の測定サイクルで溶存二酸化炭素を測定することも可能です。
TPOの測定結果は、4分で取得できます。また、セルフクリーニング機能、あらゆる飲料容器タイプからの簡単なサンプル採取、生産現場での長期使用に耐える頑丈な設計などのメリットもあります。
主な機能
低メンテナンス、扱いやすさ
- セルフクリーニング機能搭載で、お手入れの手間を軽減
- 自動の専用クリーニングプロセス
- 一般的な飲料容器の位置決めが簡単
- あらゆるタイプのボトル/缶に対応するセルフクリーニング機能
- 瓶、ペットボトル、缶や、大口径サンプル容器でも簡単に充填可能
- 最新の光化学酸素センサがメンテナンス作業を最小化

生産現場での使用を想定した設計
- 水の飛沫からの保護
- 見やすいステータスライトにより装置の状況を一目で把握
- 頑丈な脚部とステンレス鋼製ハウジングにより最高の安定性を実現
- 手袋を着けたままでも使いやすい
- 充実した安全機能により適切に取り扱い可能

1時間あたり最大15回の測定 – 簡単に実行可能
- わずか4分で結果を取得可能
- 直感的で応答性の高いユーザーインターフェースを搭載した7インチタッチスクリーン
- ホーム画面をカスタマイズすることで、よく使う機能をすぐに呼び出し可能
- ゼロ点による完全なトレーサビリティと既知濃度の確認と調整
- 最大5000回分の測定データを保存

TPOとCO₂を同時測定
- アントンパールの二酸化炭素計CarboQCに自動充填
- ボタンをクリックするだけで全ての装置を簡単に洗浄
- 容器内の総酸素量、ヘッドスペースの酸素、溶存O₂、CO₂の最大4パラメータを一度に測定可能

仕様
測定範囲 | トレースレンジセンサ | ワイドレンジセンサ |
酸素 | 0~45hPa | 0~1000 hPa |
溶存酸素 | 0~2 ppm | 0~45 ppm |
温度[1] | 非凍結サンプル:0~40 °C | |
圧力 | 5~6.2bar(絶対圧力) | |
繰り返し精度 | ||
TPO[2] | ±8ppbまたは±6%のいずれか大きい方 | ±25ppbまたは±6%のいずれか大きい方 |
環境条件 | ||
周囲温度 | 15~35 °C、0~40 °C (ご要望に応じて対応) | |
相対湿度(結露なきこと)[3] | 10~90% | |
容器の寸法 | ||
容器の直径 | 35~90mm | |
容器の高さ | 30~370mm | |
容器の容積[4] | 150~2000mL | |
テスト済みの容器とサンプルの種類[5] | ||
ガラス瓶(コルクなし) | 12オンス、14.5オンス、18オンス、22オンス、22.4オンス、24オンス、32オンス、40オンス、250mL、330mL、750mL、1000mL | |
ペットボトル | 42オンス、1000mL | |
アルミボトル | 14オンス、2000mL | |
アルミ缶 | 8オンス、10オンス、12オンス、16オンス、25オンス、330mL、500mL | |
代表的なサンプル | すべての一般的なビール、セルツァー、水、炭酸を含む非アルコール飲料(エナジードリンクや強炭酸飲料はリクエストに応じて)繊維フリー。 | |
詳細 | ||
ガス消費/測定 | Vn= 13L | |
無酸素ガスが必要 | N2またはCO2 class 5(CO2測定なしでTPO 5000を使用する場合)、5~6.2bar(絶対圧力)、変動なし(±0.1bar) | |
追加のガス[6] | 圧縮空気、5~6.5bar(絶対圧力)、オイルフリー | |
洗浄 | 水道水またはプロセス水(塩素フリー)、1.5~4.5bar(絶対圧力)、定期的に特別なクリーニングが必要 | |
通信インターフェース | USB×3、イーサネット、CAN(アントンパール製機器のみ)、RS232 | |
電源 | AC 85~264V、45~66HzまたはDC 88~370V | |
ディスプレイ | 7インチのLCDパネルタッチ画面 | |
データの保存 | 最大5000回分の測定データ | |
保護等級 | IPX3 | |
寸法(奥行×幅×高さ) | 515 × 590 × 1120mm | |
重量 | 70kg | |
標高 | 最大2000m |
[1] 炭酸化レベルが5.5 g/Lを超える場合は35 °C、炭酸化レベルが10 g/Lを超える場合は10 °C。
[2] 周囲温度とサンプル温度が23 °Cで、標準的なクリーニングが適用されている場合。なお、1セットの最初の測定は、当該セットの再現性の判定には考慮されない。
[3] 相対湿度が高い場合は、乾燥空気による装置のパージが必要。
[4] TPOのみ、TPOとCarboQCの場合は300mL超。
[5] 他の容器タイプについては、ご要望に応じて対応します。
[6]圧縮空気接続を使用できない場合は無酸素ガスを使用可能。
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