レオ共焦点顕微鏡:
MCR 703 Multidrive Spaceとレオオプティックス
- 構造解析用アクセサリー:レオロジーと共焦点顕微鏡の出会い
- 作業スペースを最大限確保した、高度な研究用途向けの汎用性の高いMCRレオメータ
MCR 703 Space MultiDriveでは、さまざまな共焦点顕微鏡をレオメータと組み合わせて使用することができます。共焦点顕微鏡とレオロジーの組み合わせは、生体模倣ハイドロゲルやコロイド懸濁液などの複雑な流体や軟質材料の微細構造の特性を詳細に評価できる強力な手法です。せん断条件の制御とレオロジー挙動を直接リンクさせることで、本質的に複雑な材料の理解を深めることが可能になります。
主な機能
最先端の研究用レオメータ
MCR 703 Space MultiDriveは、 MCR 703 MultiDriveの技術をベースとした全機能搭載型のレオメータです。サポートプレート(フランジ)の下部には作業スペースが最大限確保されており、共焦点顕微鏡を設置するのに最適です。レオメータと共焦点顕微鏡は、スタンドアロンモードで個別に使用することもできます。また、レオメータは電子部品ボックスが独立しているため、スペースが限られている場所やラボのグローブボックス内に設置でき、不活性ガス(窒素、アルゴン)雰囲気下でも使用できます。

共焦点顕微鏡をお選びいただいた後は、当社が統合をサポート
近年、共焦点顕微鏡は標準技術となり、多くのメーカーが様々なモデルやアクセサリーを提供しています。一方、レオ共焦点顕微鏡は、特定のユーザー要件に合わせてカスタマイズしたソリューションです。アントンパールは、これまで数多くのレオ共焦点顕微鏡プロジェクトで培ってきた実績をもとに、共焦点顕微鏡メーカーの協力のもと、お客様に合わせたソリューションと技術サポートを提供しています。お客様の要件に合ったソリューションをご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

未開拓の応用分野を探求
共焦点顕微鏡は、細胞や材料のナノスケールの特徴やプロセスを研究するための確立された手法です。MCR 703 Space MultiDriveレオ共焦点顕微鏡は、サンプル温度を最高300 °Cまで制御可能なため、レオロジー特性(流動挙動)、外部からの機械的な力、および材料の形態を同時にリアルタイムで研究することをできます。この強力な組み合わせは、幅広い応用分野をサポートします。
- ライフサイエンス、生物学、医学(例:細胞生物学、組織工学、バイオポリマー)
- ソフトマター研究(例:生体模倣ハイドロゲル)
- コロイド系および懸濁液
- 結晶学

アントンパール認定サービス
- 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
- お客様の言語でサポート
- ライフサイクル全体にわたる資産の保護
- 3年保証