
熱分析装置
熱分析装置による材料特性評価の拡大
当社の熱分析向けの画期的なラインナップで、材料特性評価を新たな次元へ進化させませんか。示差走査熱量測定(DSC)では、吸熱・発熱を伴う材料の相転移を検出できます。動的粘弾性測定(DMA)では、曲げ・引張・ねじり・圧縮における材料の機械的特性を測定できます。さらに、熱機械分析(TMA)では、サンプルの寸法変化を測定できます。
Anton Paar プロダクト
熱分析装置の画期的なラインナップ
Julia DSCシリーズの特許取得済みの空冷方式は、外部冷却装置を必要とせず、-35 °Cまで温度を下げることが可能です。革新的な冷却モジュール方式により、1台の装置で-170 °Cまでの冷却が可能です。高性能なMCR 703 MultiDriveプラットフォームは、固体・軟質・液体サンプルの動的粘弾性測定を実現します。曲げ、引張、圧縮、ねじり、標準測定およびレオロジー測定、さらに熱機械分析(TMA)まで、これらすべてを1台の装置で実施できます。
多様なサンプルに対応するモジュール式装置
Julia DSCシリーズは、冷却モジュールを交換するだけで、温度範囲を-170 °Cまで拡張できます。また、カスタム設計のJulia DSCオートサンプラーでスループットを向上することができます。MCR 703 MultiDriveでは、各種測定システムとアクセサリーにより、従来の動的粘弾性測定に加えて、高度なレオロジー測定も実行できます。
多機能なオペレーティングソフトウェア
ユーザーによるユーザーのためのソフトウェア「Julia Suite」は、1つのワークスペース内で、DSC測定プロセスを4つの簡単なステップでご案内します。ステップバイステップのガイダンスとスマートな校正ウィザードが、お客様のワークフローを効率化します。洗練されたRheoCompassソフトウェアは、定義済みまたはカスタマイズされたテストテンプレートの検索、テストと分析定義の調整、データのエクスポート、レポートの作成をサポートします。
熱分析のための高精度の温度制御
Julia DSC熱分析装置は、-170~+700 °Cの温度範囲をカバーします。さらに、将来のニーズに合わせてモジュールを簡単に交換できます。MCR 703 MultiDriveでは、-160~+1,000 °Cの範囲で、ねじり、引張、曲げ、圧縮による動的粘弾性測定を実施可能です。温度分布は均一で、勾配は最小限に抑えられています。
独自の手法によるポリマーの特性評価
材料の溶融・結晶化挙動、ガラス転移、酸化安定性、硬化プロセスを調べることができます。ポリマーブレンドの相溶性を評価することも可能です。MCR 703 MultiDriveでは、ポリマーの温度・周波数・ひずみ振幅依存性を包括的に評価し、粘弾性を定量化できます。
ウェブセミナー
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