屈折計
食品、飲料、化学品、医薬品の正確で効率的な品質管理
比類ないコストパフォーマンスを誇るアントンパールの屈折計は、携帯型からハイエンドの卓上型まで、精度、トレーサビリティ、コンプライアンスを重視して設計されています。品質管理や研究における高度な要求を満たすと同時に、効率的なワークフローを実現します。また、アントンパールの屈折計は、マルチパラメータ測定システムに統合でき、厳格なデータ管理とデータインテグリティを確保します。
Anton Paar プロダクト
計量標準物質にトレーサブルな精度
Abbemat屈折計は、屈折率（RI）測定において比類ない精度とトレーサビリティを実現します。最大±0.00002 nD（±0.015 °Brix）の精度で、1.26～1.72 nDの広い範囲で信頼性の高い測定結果を提供します。これは、±0.03 °C以内の温度制御、細心の注意をもって調整された波長、計量標準機関（GUM、PTB）の最も精密な校正標準物質の使用によって実現しています。すべてのAbbemat屈折計には、その証として包括的な証明書一式が付属しています。屈折率と温度は、装置の耐用期間全体にわたってオンサイトで検証することができます。
ハイスループットラボの効率化
Abbemat屈折計は、測定結果の文書化を含めて測定サイクルを10秒まで短縮しています。ユーザーインタフェイスには必要な情報のみが表示されるため、操作が容易で、トレーニングにかかる労力も軽減されます。生産品別のワークフローと最大200の濃度メソッドがプリインストールされているため、滴定などの時間のかかる作業は不要です。また、Abbemat屈折計は、XSample 520オートサンプラーでサンプルを自動的に処理できます。アントンパールの密度計、粘度計、旋光計と組み合わせれば、一度のワークフロー内でマルチパラメータ測定を自動化できます。
危険なサンプルでも安全
Abbemat屈折計用のフローセルでは、危険な揮発性サンプルを容易かつ安全に取り扱うことができます。サンプルは、ユーザーが直接触れることなく、シリンジまたはオートサンプラーを使って注入できます。揮発による曝露は、クローズドシステムにより最小限に抑えられています。必要なサンプル量はわずか70 μLで、リスクはさらに低減されます。
耐久性に優れた屈折計で投資に見合った収益を確保
Abbemat屈折計の心臓部である測定プリズムはサファイア製です。モース硬度9で、ダイヤモンドに迫る硬度を誇ります。実験器具が当たっても傷が付きにくく、長期にわたって精度と信頼性を維持できます。プリズムには25年保証です。サンプルウェルは高品質のステンレス鋼製で、耐薬品性に優れています。オプションのハステロイ製サンプルウェルは、濃硝酸や濃硫酸などの極めて腐食性の強い物質にも使用できます。
データインテグリティとコンプライアンス
Abbemat Pharma屈折計は、製薬関連規制である21 CFR Part 11、GAMP 5、EU GMP Vol. 4 Annex 11に準拠し、さらにその上の性能を備えています。安全なデータ管理、監査証跡、電子署名、アクセス制御などの機能があり、データの安全な保存と監査対応を常に保証します。Abbemat Advanced屈折計とAbbemat Pharma屈折計は、アントンパールのラボ作業用ソフトウェアAP Connectにシームレスに接続でき、複数台の装置間で一元化された安全なデータ管理を実現できます。
ウェブセミナー
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