
旋光計
測定。準拠。実行。
当社の高性能な旋光計は、旋光度を正確に測定します。単波長対応の小型旋光計(MCP 100/150)から多波長対応のモジュール型旋光計(MCP 4100/5X00)まで、お客様の用途に合わせて最適な機種をご提案します。
Anton Paar プロダクト
将来の変化に対応
モジュール型設計のため、購入時と現場での装置更新時にお客様独自の構成に変更が可能です。キラル物質を(日本薬局方や国際薬局方で規定されている)様々な波長で分析したいというお客様のご要望にお応えするため、アントンパール社の旋光計は、お客様固有の波長を組み込んだ構成でアプリケーションをサポートします。
最適な温度条件により高速で正確な測定を実現
温度は、旋光度測定に最も影響を与える外部パラメーターです。その影響を測定から除去するために、MCPシリーズは高速で正確かつ安定したペルチェ素子温度制御システムを内蔵しています。
温度は10~45 °Cの範囲に精密に制御され、セル内のセンサで正確に測定されて、装置のソフトウェアへワイヤレスで転送されます。
信頼性を高める内蔵カメラ
FillingCheckTM テクノロジーにより、充填中及び充填後のセル内のサンプルの様子をビデオで確認できます。目視よりもはっきりと気泡や縞を簡単に観察でき、必要に応じて操作することも可能です。映像は、測定結果と共に自動的に保存されます。測定条件の記録を残すことができ、数年後でも追跡できます。
最高の使いやすさ、トレーサビリティ、データインテグリティー
アントンパール社の旋光計は、ユーザーを重視して設計されています。内蔵ソフトウェアは直感的で、すばやく簡単に操作できます。測定と校正の手順が詳しく表示されるので、ガイドにそってすぐに正確な測定結果が得られます。手作業による入力ミスを避けるため、装置は独自のToolmasterTM機能で動作します。サンプルセルと石英コントロールプレートの全てのパラメーターは、RFIDを介して装置のソフトウェアにワイヤレスで転送されます。
データの収集と外部ストレージへの転送を行うために、MCPシリーズは優れた接続性とデータの整合性を確保する機能を備えています。
全てのアプリケーション関連規格に準拠
MCP旋光計シリーズは、薬局方、GMP、GLP、GAMP 5、OIML、21 CFR Part 11など、国内外の規格に準拠しています。内蔵のPCによって様々なデータ(測定結果、監査証跡、チェック/調整データなど)の記録が可能であり、データストレージはUSP <1058>に従って使用を解除できます。
また、オプションで外部PCから旋光計を制御することもできるため、遠隔操作も可能です。
さらに、製薬向け適格性評価文書パッケージを利用して、新たに導入したMCP旋光計を短期間でワークフローに統合し、時間とコストを節約できます。
ウェブセミナー
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