動的画像解析 ボタン 1つの簡単操作

2023-08-24 | Corporate

Litesizer DIA 500 は、粒子分析および表面電荷 製品ラインナップの最新装置です。この装置は 0.8 μm から 8000 μm (1 μm = 0.001 mm) の粒子径と粒子形状を測定するもので、PSA と Litesizer DLS シリーズに加わります。

直接測定法としての動的画像解析法
Litesizer DIA 500 は動的画像解析法 (DIA) を測定原理とする分析装置です。この手法の特徴は、高解像度の高速カメラを使用して直接測定を行うことです。動的画像解析法では、ユーザーは複雑な物理現象の解釈に頭を悩ませることなく、直接的な情報が得られます。本装置は、毎秒最大数十万枚の粒子の画像を撮影して自動解析を行います。動的画像解析法では、検出したすべての粒子画像を個別に確認することができます。簡単に言えば、ありのままを手にすることができるのです。

さまざまな業界で活躍
Litesizer DIA は食品業界を筆頭に、さまざまな分野に新たなソリューションを提供しています。食品業界以外の多くの業界でも使用されています。例えば電池業界では、より高いエネルギー密度と電池性能を実現することを目的に、電極原料の粒子径と粒子形状の測定に使用されています。Litesizer DIA は、レーザ焼結 (3D 印刷) で使用される金属粉体の粒子径や粒子形状の調査にも使用されています。その他、ワークの最適なバリ取りのための研磨材の検討にも使用されています。

1クリックで測定結果確認
粒子分析用に開発されたアントンパールの Kalliope ソフトウェアは、1クリックですべての測定結果を確認することができます。また、フィルタリング機能や再計算機能により、欲しいデータをすばやく抽出・可視化することができます。分散媒の自動注水、自動排水、自動洗浄、乾燥粉体の自動供給速度調整などの自動化機能により、非常に使い勝手の良い装置となっています。