新しい密度計シリーズが受賞

2018-11-12 | Corporate

この賞は、中国の主要な装置メディア「Antopedia」の登録者と、業界専門家で構成される審査員団の投票で決まります。アントンパール社は「Analytica China 2018」で、最近開発された「Pulsed Excitation Method」を活用した新しい密度計シリーズを発表しました。特許取得済みの新しいテクノロジーによって、密度測定における最高レベルの精度と再現性を世界中のユーザーにお届けします。

最近、アントンパール社は大きな課題に挑戦し、長年調整が必要だと考えられてきた振動式U字管ベースの測定原理を一新しました。「われわれは古い振動U字管方式の限界を見極め、新しい技術でこれを乗り越えました」と、アントンパール社で高性能の密度計を担当する製品マネージャー、Siegfried Holdは述べています。

綿密なシミュレーションといくつかのプロトタイプ開発を経て「Pulsed Excitation Technology」(特許取得済み)が確立されました。振動子を自由に振動させてから再び励起することにより、従来の3倍もの情報が得られ、7桁という驚くべき精度が可能になりました。このテクノロジーはアントンパール社が製造する全ての高性能密度計に組み込まれ、粘度補正の改善、気泡/粒子検出の最適化、粘度測定の統合といったメリットを提供しています。