アントンパールがグラーツの展望台を購入

2022-07-14 | Corporate

2014年以降、文化財にも指定されているフュルステンシュタント展望台は、倒壊の危険性があるため何度も閉鎖されていました。今回、アントンパール・グループは、創業100周年記念事業の一環として、この人気の観光スポットを改修し、再び360度広がるグラーツの風景を楽しんでいただくことを決定しました。

2022年6月、アントンパール・グループの子会社である24アセットマネジメント社が、元レストランを含む約1ヘクタールの敷地を購入しました。フュルステンシュタント展望台のリニューアルは、数か月かけて行われる予定です。

地域全体の憩いの場
標高754mにある展望台からは、この地域一帯を一望することができます。フュルステンシュタントの名は、1830年に皇帝フランツ1世がシュタイアーマルクの君主としてグラーツの山を訪れたことに由来しています。1839年に最初の展望台が木造で建てられ、1852年に現在のカタツムリの形をした石造りの展望台が建てられました。

「フュルステンシュタントはグラーツ近郊で最も人気のある観光地の一つで、グラーツの住民やこの地域の自治体にとって特別な意味を持っています。プラブッチ山頂はその歴史からシュタイアーマルク州の文化財であるだけでなく、グラーツに加えてシュタイアーマルク州西部を見渡すことができる唯一のスポットであり、すべての人に開放されています。ですから、まもなくこの展望台が再び楽しんでもらえるようになることを嬉しく思います。」とアントンパールのフリードリッヒ・サントナーCEOは言います。