アントンパール100周年 – 大規模な記念式典の開催

2022-06-26 | Corporate

2022年6月24日の金曜日、世界中から約2,700名のゲストが集まり、アントンパールの100年を共に祝いました。

1922年、アントン・パールはグラーツのハインリッヒ通りに、手動の機械数台を備えた、小さく質素で非常に伝統的な機械工場を設立しました。100年の歴史の中で、アントンパールはこの社員一人の機械工場から、世界中に3,700人以上の従業員を擁する測定技術グループへと発展してきました。現在では、密度・濃度測定、粘弾性測定、CO2測定の分野で世界市場をリードしています。

アントンパールには、好奇心、創意工夫、イニシアチブを特徴とする歴史があります。その歴史は創業者のアントン・パール本人から始まり、娘のグレーテル・プラッツァーはシュタイアーマルク州初の女性マスター機械工になり、その義理の息子ウルリッヒ・サントナーは、伝統ある会社と革新的な研究を結び付け、さらにその義理の息子フリードリヒ・サントナーは、アントンパールを今日のような成功を収めた国際企業に変貌させました。 

このユニークな歴史は、祝福すべきものです。そこでアントンパールは、世界中の全従業員をはじめ、政界の代表者、ビジネスパートナー、家族の友人などを招き、イベントホールのシュタットハレ・グラーツで記念式典を開催しました。アジア、アメリカ、オーストラリア、アフリカ、ヨーロッパから約2,700人の従業員が、この盛大な記念式典のためにグラーツに集結しました。多くの人が初めてシュタイアーマルク州を訪れました。「ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。世界中からこれほど多くの従業員がお祝いに駆けつけてくれたことを非常に嬉しく思っています。私はこのことを誇りに思い、感謝しなければなりません。」と、CEOのフリードリッヒ・サントナー博士は述べました。

記念式典では、多彩で色彩豊かなプログラムが用意されていました。さまざまな国の従業員がパフォーマンスを披露し、参加者は夜遅くまで踊り明かしました。「シュタットハレ・グラーツでの光景は、盛大なお祝いに国や文化を超えた一体感があり、とても特別なものでした。 この多様性は美しく、またある意味、私たちの会社そのものでもあります。」と、主催者であるマリア・サントナーは言います。

シュタットハレ・グラーツで行われた盛大な記念式典が100周年の目玉でしたが、グラーツ美術館での「exakt! アントンパールの世界」展など、他にも多くのイベントが行われました。