塩水中の溶存酸素量を正確かつ確実に測定するための塩分補正

塩水中の溶存酸素(DO)を測定する場合、サンプルの塩分濃度を正しく補正する必要があります。アントンパール社のインライン酸素センサOxy 5100では、この塩分濃度を簡単に補正することができます。これにより、あらゆる種類の塩水関連アプリケーションにおいて、正確で信頼性の高いDO濃度モニタリングが可能になります。例えば、海水淡水化プラントから送られてくる濃縮海水のDO濃度をインラインでモニタリングすることができます。さらに、塩水サンプル中のDOを正確にモニタリングすることで、効果的な腐食対策が可能になります。

水中での気体(酸素、二酸化炭素など)の溶解度は、塩類(食塩や塩化ナトリウムなど)のような他の溶質が加わると低下するのが一般的です。塩が溶質となるアプリケーションでは、正確で信頼性の高いDO濃度測定を実現にするために、塩分濃度を補正することが重要になります。このアプリケーションレポートでは、 インライン酸素センサOxy 5100の重要な機能の一つである自動塩分補正についてご紹介します。

塩水中のDOは、アプリケーションによって、望ましいパラメータにも望ましくないパラメータにもなります。水生生物にとっては、DOがなければ命にかかわります。一方、最低レベルのDO濃度でも、腐食速度を大幅に高める可能性があります。このレポートでは、塩分補正が必要となる最も一般的なアプリケーションを紹介します。

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