
マイクロ波分解システム
マイクロ波酸分解、マイクロ波酸抽出など
微量元素分析は適切なサンプル前処理から始まります。アントンパールは50年以上にわたるサンプル前処理の経験を活かし、洗練された装置と容器の設計、最先端のセンサ技術、最高水準の安全性により、利便性の高いマイクロ波分解を実現しています。あらゆる用途に向けて幅広く装置を取り揃えており、マイクロ波分解システムMultiwave 7101/7301/7501、Multiwave GO Plus、マイクロ波分解プラットフォームMultiwave 5001/3001をご用意しています。
A Chemist’s Guide to Sample Preparation
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Anton Paar プロダクト
Multiwave 7101/7301/7501:分解が困難なサンプルにも対応
加圧分解チャンバー(PDC)を搭載したMultiwave 7101/7301/7501シリーズは、ルーチンから高度な用途まで、あらゆるサンプルを1つのメソッドで一度に処理できる、合理化された酸分解ワークフローを実現します。これらのマイクロ波分解システムでは、ガラス(使い捨て)、石英、またはPTFE製のバイアル(プラグオンキャップ付き)に、高重量(4 g以下)および低重量のサンプル、高体積(60 mL以下)および低体積のサンプルを入れることができます。
Multiwave GO Plus - 業界最小のマイクロ波分解システム
Multiwave GO Plusは、業界最小のパラレル型マイクロ波分解システムであり、EPA(米環境保護庁)向け手続き、食品や生体試料、環境試料、農業試料、化粧品サンプル、医薬品サンプルなど、あらゆる種類のサンプルのルーチン処理の高速処理を可能にします。わずかな設置面積で最大12サンプルの分解が可能であり、これは業界トップクラスの性能です。Multiwave GO Plusは、シンプルな操作性と低イニシャルコスト、低ランニングコストを実現しています。
Multiwave 5001/3001 – 1台で無限の可能性
柔軟なプラットフォームコンセプトにより、Multiwave 5001およびMultiwave 3001はお客様の用途に合わせて構成することができます。Multiwave 5001は、あらゆる種類のサンプル(さまざまな難易度や量)の分解、酸浸出、マイクロ波溶媒抽出、蒸発濃縮、マイクロ波誘起酸素燃焼、サンプル乾燥、合成に対応しています。Multiwave 3001は、コストパフォーマンスの高い多用途なマイクロ波分解システムです。
Multiwave 5001とMultiwave 3001は、カスタマイズ可能なホーム画面、600以上のプログラムがプリインストールされたメソッドライブラリ、工具不要の容器ハンドリング機能を搭載しています。
接続とコンプライアンス
アントンパールのマイクロ波分解システムは、お客様のワークフローを管理する機能や、規制要件を常に把握できる機能など、さまざまな機能を備えています。データエクスポートの自動化、実行完了とイベント発生時のメール通知、AP connectによるデータ管理のデジタル化などをご利用いただけます。SmartLinkを使用すれば、PC、スマートフォン、タブレットから装置を遠隔操作できます。
装置には、USP <232/233>、ICHQ3D、欧州薬局方5.20などの各種標準試験法が、あらかじめインストールされています。また、CFR 21 part 11に準拠したソフトウェアや、包括的な製薬向け適格性評価文書化パッケージも提供しています。
サービスとサポートのグローバルネットワーク
アントンパールは以下のサポートおよびサービスを提供しています。
- 世界各地の現地専任スタッフがサポート
- 訪問サービスと近隣拠点でのサービスの両方に対応
- 世界各地のデモラボと訪問デモ
- さまざまなレベルの設置とユーザー向けトレーニング
ウェブセミナー
製品、アプリケーション、科学的なトピックに関するライブのウェブセミナーや記録を提供しています。
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