コーティング膜厚測定:
カロテストシリーズ
- コンパクトな設計でコーティング膜厚を迅速・簡単に測定
- 幅47 mmまでの直方体、または直径55 mmまでのディスクに適したサンプルホルダー
カロテストシリーズは、幅広い材料の0.1~50 μmのコーティング膜厚を迅速に評価する装置です。ボールにより形成された研磨痕を測定するシンプルな方法を使用して、単層・多層に関わらず、あらゆる種類のコーティング膜厚を迅速かつ正確に確認できます。主な適用例としては、CVD膜、PVD膜、プラズマ溶射膜、陽極酸化膜、無電解めっき及び電気めっき、ポリマー、塗料、ラッカーなどが挙げられます。お客様の用途に応じて、3つのモデルから選択できます。
主な機能
前処理なしで2~5分以内にすばやく測定
時間のかかる前処理の必要はなく、わずか数分でサンプルのコーティング膜厚を測定できます。そのため、カロテストは、通常1時間以上かかるサンプルの埋め込み、切断、研削、研磨、エッチングを測定前に行う必要がある他の方法に比べ、極めて効率的です。

単層でも多層でも膜厚を正確に測定
多層コーティングは耐摩耗性と耐破壊性に優れていることから、業界で多くの関心を集めています。アントンパール社は、お客様の業界のニーズに応じ、単層でも多層でも各層を個別に測定してレポートを印刷できる、コーティング膜厚測定のための包括的なソフトウェアをご提供しています。

0.1~50 μmのコーティング膜厚の分析
CVD膜、PVD膜、陽極酸化膜、無電解めっき及び電気めっき、ポリマー、塗料、ラッカーでコーティングされた工業用部品のコーティング膜厚は、一般的に0.1~50 μmです。 カロテストの各モデルは、この範囲のコーティング膜厚を迅速かつ高精度で計測できる理想的な装置です。

平らな面でも凹凸のある面でも正確に測定
カロテストでは、ボールによる研磨痕を測定する方式が採用されているため、平らな面でも凹凸のある面でもコーティング膜厚を正確に測定できます。別売りの分析ソフトウェアを利用すれば、平面、球形、円筒形といったサンプルの形状にかかわらず、コーティング膜厚を正確に測定できます。

仕様
シャフト速度: | 10~3000 rpm |
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摩耗時間範囲: | 1~10000秒 |
標準ボール径: | 10、15、20、25.4、30 mm |
国際規格: | ISO 1071-2、VDI 3198 |
アントンパール認定サービス
- 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
- お客様の言語でサポート
- ライフサイクル全体にわたる資産の保護
- 3年保証
書類
消耗品 & アクセサリー
消耗品 & アクセサリー
お探しの商品が見つからない場合は、アントンパール社の営業担当にお問い合わせください。
お住まいの国からオンラインで購入できるかは、以下のオンライン販売状況をご確認ください。

CAT2用モーター・超剛性シャフト付き
カロテストシリーズ コンパクト(CAT²c) | インダストリアル(CAT²i) | コンボ(CAT²combo)
ケーブル・コネクタ含む