バイヤー法によるAl2O3製造プロセスのシミュレーションに 向けた、ICP-OES用ボーキサイトのマイクロ波苛性浸出

Multiwave 5001と ローター20SVT50は、ボーキサイト試料の再現可能な浸出を改良し、 幅広い温度範囲でバイヤー法をシミュレーションします。 温度校正の補正については、このレポートに記載されています。

ボーキサイトは、アルミナ、酸化鉄、シリカ、その他数種類の鉱物の混合物で、地域によって大きく異なります。 精錬所のラボでは、高純度アルミナ(Al2O3)の分離に世界的に利用されているバイヤー法の苛性アルカリ浸出プロセスをシミュレーションするため、小規模なボーキサイトの浸出試験を行います。この浸出の目的は、ボーキサイト鉱石に含まれる「利用可能なアルミナ」の量を測定することにあります。また、相当量のNaOHを消費するため、通常はコストを理由に「反応性シリカ」の量も評価します。
鉱石の組成に応じて、プロセスの温度は150~240 °Cに設定する必要があります。アルミナとシリカの含有量は従来、小規模な高圧鋼製容器で測定されていましたが、目標温度までの加熱制御とその維持が困難でした。そこで、加熱のオンとオフをすぐに切り替えたり、高速で電源を投入できたりするなどのメリットを持つマイクロ波加熱が、効率的にプロセスを制御できる魅力的な手法となっています。さらに、反応容器を個別に磁気攪拌することも可能です。
今回の実験のパラメーターは、産業分野で使用される広い温度範囲をカバーしています。目標温度と温度校正(分解酸用)については、150~240 °Cの範囲において水酸化ナトリウムによる補正が必要でした。

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