ECドライブを2個搭載したレオメータ向けオプション:
レオマイクロスコープ
- 停滞面での流動の可視化
- 高いせん断速度での微細構造変化の特性評価
- 画像や動画のデータと粘弾性データのリンクが可能
レオマイクロスコープは、せん断力や変形力を加えながら、サンプルの内部構造を可視化する確立された技術です。2個のECドライブを搭載した構成用のレオマイクロスコープは、カウンター回転モードとカウンター振動モードで測定を行い、せん断構造を顕微鏡の視野内に保持しながら正確なレオロジーデータを測定できる停滞面を生成します。こうして、個々の構造について凝集体の破壊、配向、変形、緩和プロセスを可視化することができます。
主な機能
停滞面での流動の完全な視覚化
レオメータのカウンター回転モードとカウンター振動モードを利用すれば、観察対象の構造がせん断されながらも固定された位置に留まる停滞面を形成できます。この停滞面は、正確なレオロジーデータを取得しつつ、焦点となる構造を顕微鏡の視野内に常に保持します。

柔軟な配置と照明
鏡を使用して下部プレート越しにサンプルに焦点を合わせる方法の他に、側面からサンプルギャップに焦点を合わせる配置も可能です。ホルダーは、サンプルの半径方向および軸方向のスキャンのために、x方向およびz方向に動かすことができます。サンプルの照明は、光軸に沿って、あるいは適切なライトガイドホルダーを介して、ライトガイドで行います。

偏光顕微鏡、非偏光顕微鏡、蛍光顕微鏡のオプション
アントンパールの顕微鏡セットアップはモジュール式設計のため、使用する光学技術を簡単に切り替えることができます。偏光や蛍光が必要なときは、他のコンポーネントを一切変更せずに、対応する光学モジュールだけを簡単に装着できます。

画像の記録と表示
レオメータソフトウェアは、レオメータとCCDカメラの両方を制御し、測定中の画像と動画の自動記録を行います。また、巨視的特性と構造的特性との相関関係を明確にするため、画像や動画をレオロジーデータに直接関連付ける機能も搭載しています。

アントンパール認定サービス
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