マルチパラメーター測定システム:
香料測定システム
- 密度、屈折率、旋光度、色度を同時測定
- 色度測定を完全に統合、外部ソフトウェアは不要
- 最小限のサンプル量とサンプル回収機能でオールインワン測定を実現
- 充填、洗浄、乾燥を実行する香料の自動検査
- シームレスなデジタルデータ処理
香料測定システムは、複数の測定パラメーターに完全自動化オプションを組み合わせて、必要なすべての品質測定を1回で実行します。基本構成では密度と屈折率を測定しますが、完全モジュール式のため、旋光度、色度、濁度なども簡単に追加することができます。サンプル回収オプションを付けると、香料測定システムは、回収が不可欠な高価なサンプルを効率的に自動分析できる理想的なソリューションとなります。
含まれる製品
主な機能
1回の測定サイクルで香料の自動検査を実施
香料測定システムは、1回の測定サイクルで完全な分析を行い、ワークフローを合理化すると同時に、信頼性の高い品質評価に貢献します。基本構成では、製品組成の評価に欠かせない密度と屈折率を迅速に測定します。高度な構成では、さらに旋光度、色度、濁度が追加され、正確な香料の自動検査を実施する総合的なソリューションとなります。

色度測定を完全に統合、追加のソフトウェアは不要
このシステムは、お好みのユニットを使用したフルカラー分析が可能で、データはマスター装置(DMA 5002またはDMA 6002)に直接転送されて統合されます。ソースを一元化することにより、追加のソフトウェアを必要とせずにデータ保存システムへの転送が容易になり、測定、充填、洗浄などの日常作業が簡単になります。

最小限のサンプル量と完全なサンプル回収
香料は、コストと時間のかかる抽出作業を伴います。香料測定システムは、オプションのパラメーター(旋光度、色度)を加えた統合測定(密度、屈折率)により、品質管理に必要なサンプル量を削減し、分析コストを最小限に抑えます。これは、ローズオイルなどの場合に特に有効です。モジュールによっては、1サイクルあたり10 mL未満で測定できるため、測定後にサンプルを回収して、貴重な抽出物を残しておくことができます。

自動サンプルハンドリング機能を搭載
サンプル充填、測定、洗浄、データ転送が自動化されるため、ワークフローがシンプルになり、数分以内に結果が得られます。これにより、サンプルのスループットを最大限に高めることができます。

AP Connectによるデータの収集と保存
インターフェースを1つに集約し、すべての装置からデータ管理システムへのデータ転送を簡素化できます。アントンパールのラボ作業用ソフトウェア「AP Connect」を使用すれば、1か所のデジタルスペースに何万件もの測定を保存し、トリガーすることができます。また、アントンパールの装置だけでなく、他社製の装置もシームレスに接続し、ネットワークコンピューターからいつでもデータにアクセスできます。

モジュール式システムを拡張して品質パラメーターを最大化
アントンパールの測定モジュールを香料測定システムに追加すれば、時間とコストを節約しながら、1サンプルから得られる情報を最大限に活用できます。複数の主要パラメーターを並行して分析することにより、ラボのキャパシティに余裕が生まれるだけでなく、ラボのスペースや別の装置を使用する必要性も最小限に抑えることができます。モジュール式のため、いつでもpHや濁度などのパラメーターを追加して拡張できます。

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書類
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