
密度測定の再定義
2015年に密度チームが発足すると、2018年には独自の測定法「Pulsed Excitation Method」(PEM)が導入されました。
- 従来の製品に比べて2倍優れた粘度補正を実現
- 史上最高のFillingCheck™
- 8つの新規特許
- 多数のアドオン機能

次世代密度計
で4桁の精度、
6桁の精度も可能
のガイド付き
ユーザーワークフロー

ユーザーエクスペリエンス
U-View™
業界別ソフトウェア
1960年代
Otto Kratky教授がデジタル密度測定法を発明
1967
アントン パール社が最初のデジタル密度計を開発・発表
1988
密度値の粘度補正






新たな心臓部、
新たなスタート
最新のデジタル密度計の心臓部は、ホウ珪酸ガラスまたは金属で作られたU字管からなる測定センサです。このU字管は励起されるとサンプルの密度に直接対応する固有振動数で振動します。アントンパール社によるデジタル密度測定の再発明後に市場に存在する励起方法は2種類で、従来の方法と新しい方法があります。
粘度
補正性能
Forced
Oscillation
Method
達した
従来の密度計で使用
1960年代にアントンパール社がこの方法を発表して以降、最新の技術となっていたのが、このU字管による安定振動でした。この方法では、U字管が固有振動数で連続的に振動するように励起されます。長年にわたって測定値の粘度補正や充填エラー検出などの改善が継続的に積み重ねられてきましたが、このテクノロジーは限界に達しました。このため、アントンパール社の専門研究チームは、さらなる進化を求めて、このテクノロジーをゼロから見直しました。
Pulsed
Excitation
Method
最大で7桁目までの精度
2倍に改善された粘度補正性能
アントンパール社独占特許技術(特許第AT 516420 B1号)
新しい特許技術Pulsed Excitation Method (PEM)が密度測定の再定義。安定振動に達すると、励起がオフになり、振動が自然減衰します。この励起と減衰のシーケンスが連続的に繰り返され、パルス状の振動パターンを生み出します。U字管が自然に振動できるようにしてこの振動パターンを評価することで、測定装置は従来のForced Oscillation Methodの3倍の情報を得ることができます。
Forced
Oscillation
Method
達した
従来の密度計で使用
1960年代にアントンパール社がこの方法を発表して以降、最新の技術となっていたのが、このU字管による安定振動でした。この方法では、U字管が固有振動数で連続的に振動するように励起されます。長年にわたって測定値の粘度補正や充填エラー検出などの改善が継続的に積み重ねられてきましたが、このテクノロジーは限界に達しました。このため、アントンパール社の専門研究チームは、さらなる進化を求めて、このテクノロジーをゼロから見直しました。こうして生まれたのが、新しい特許技術Pulsed Excitation Method (PEM)です。
明らかに
有利な方法
水
調節
の範囲ですぐに測定可能
自己
診断機能

明らかに
有利な方法
ベンチトップ密度計に使用されているU字管テクノロジーには、振動方向が異なる2つの種類があり、物理的な動きの方向に応じてX字型、Y字型の名前が付けられています。時間が経つにつれ、X字振動管には技術的な限界があることが分かってきました。
X字振動管 | Y字振動管 | |||
直線部分が相互に近付く方向に動く | 振動方向 | U字管の湾曲部が上下に動く | ||
粘性サンプルの場合の精度に限界がある | 粘度の影響 | 全範囲で制約がない | ||
不均質なサンプル、粒子、気泡の場合のエラー率が高い | サンプルの条件 | 粒子と気泡の検出の信頼性が高い | ||
精度が最高で0.001 g/cm³までに制約される。 | 測定性能 | 最高精度0.000007 g/cm³ | ||
|
テクノロジーリーダーであるアントンパール社は常により優れた方法を追求していることから、結論は明らかです。最高の精度を実現できるよう、アントンパール社のベンチトップ密度計ではY字振動管だけを使用しています。
試験室や
製造現場向けの
幅広い製品ラインナップ
今日の世界では、様々な部門、工場、子会社にわたる統合的ソリューションと標準化が必要です。このようなニーズにお応えできるよう、アントンパール社では、市場で安全に徹底された唯一の防爆仕様のハンドヘルド型密度計から最も高精度なベンチトップ密度計まで、幅広い密度計ラインナップをご用意しております。
また、アントンパール社がご用意しているのは本製品ラインナップだけではありません。 グループ 最大96個のサンプルを全自動で連続処理できる様々なサンプルチェンジャーもご用意しており、その中には、最高90 °Cまでの温度で測定を行える加熱サンプルチェンジャーも含まれています。
お客様の試験室と製造プラントを最適に統合して頂けるよう、アントンパール社の インラインセンサは、 密度、Brix、濃度、API度、その他のパラメーターを測定し、当社のマッチング機能を使用してベンチトップDMA密度計と通信します。この接続機能により、試験室と製造ラインで常に正しい密度値が得られます。
アントンパール社では、高性能な密度/濃度測定機能が要求されるあらゆる業界と用途にご使用頂ける様々な密度計をご用意しております。
試験室や
製造現場向けの
幅広い製品ラインナップ
