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構造変化する流体のレオロジーと 最新の測定・評価技術（長岡技術科学大学　高橋勉先生　特別講演）

　流動や変形によりミクロ構造が変化し、それに伴い流動特性が大きく変化する流体やソフトマターは、食品・化粧品・日用品といった消費財から、電池用カーボンスラリーや導電性ペーストなどの機能性材料に至るまで、幅広い分野で活用されております。これらの流体では、液晶の相・ドメイン構造の変化や配向状態の変化，ミセル構造の変化、凝集体の分散・再凝集などの微視的な構造変化が流動挙動に大きな影響を及ぼします。また、降伏現象や壁面すべり、履歴依存性など、一般的なニュートン流体や単純な非ニュートン流体とは異なる複雑な挙動が現れることも特徴です。このような流体の挙動を正しく理解し評価するためには、定常粘度測定や動的粘弾性試験といった基本的な手法だけでは不十分であり、構造変化を伴う流動状態における特性評価が不可欠です。

本セミナーでは、構造変化を伴う流体の評価において重要となるレオロジー測定上の留意点や、レオメータを用いた測定の具体的な手順・条件設定の考え方について、具体例を交えながら解説いたします。
さらに、流動場中での構造変化を可視化するレオ・オプティクス（Rheo-Optics）や、ナノインデンテーション技術を応用した局所粘弾性測定（ナノレオメトリー）など、近年注目されている高度計測技術の概要とその活用可能性についてもご紹介いたします。
講演終了後には、希望者に（株）アントンパール・ジャパンのショールームにて関連装置の見学会を行います。お悩みやご質問等あればお気軽にご相談ください。

 

  • 日時：２０２５年８月８日（金）　１３：3０～１７：００（予定）
    ※受付開始時間は１３:１０～になります
     
  • 会場：リバーサイド隅田16階会議室 / 1階ショールーム（実機見学・相談会）
     
  • 定員：４０名
    ※定員に達しましたら受付を締め切りますのでお早めにお申込ください
    ※同業他社さまにはご参加をご遠慮する場合がございます。
     

  • プログラム

    時　間項目／概要
    13:30-13:40開会あいさつと本日のプログラム
    株式会社アントンパール・ジャパン　宮本　圭介
     
    前半
    13:40-14:40    		『構造変化する流体のレオロジーと最新の測定・評価技術』
    長岡技術科学大学 教授 高橋 勉 氏
     
    14:40-14:50休　憩
    後半
    14:50-15:50    		『構造変化する流体のレオロジーと最新の測定・評価技術』
    長岡技術科学大学 教授 高橋 勉 氏
     
    15:50-16:10質疑応答
     
    16:10-17:00ショールーム見学
    ※ご希望の方のみ
    （株）アントンパール・ジャパンのショールームにて関連装置の見学会を行います。
    お悩みやご質問等あればお気軽にご相談ください。
     
宮本 圭介

会場: 東京都墨田区, 日本, アントンパール・ジャパン　セミナールーム Tokyo
費用: 無料
登録締切日: 2025/08/01

連絡先及び登録:
マーケティング 高橋
電話番号: 080-1140-1353
kenya.takahashi[at]anton-paar.com

登録