加熱サンプルチェンジャーXsample 631
- The multi-sample changer with no limits for high viscosities
- Handles up to 56 samples with heated (up to 95 °C / 200 °F) and non-heated samples at the same time
- Automated cleaning and drying
Xsample 631には加熱サンプル用のスロットが36あり、アントンパール社のどのマスター装置にも充填できます。加熱性能の向上は、加熱時間の短縮、時間の節約、及びスループットの向上につながります。最高95 °Cまで加熱できます。扱いが難しいサンプルでも、ASTM規格に厳格に準拠した測定を実施できます。堅牢な設計により、メンテナンスフリーで信頼性の高い運用が可能です。非加熱専用ポジションを搭載した取り外し可能なマガジンを使用すると、効率的なサンプルハンドリングにより時間を節約できるため、2台目の測定システムを用意する必要もなくなります。
主な機能
加熱性能の向上
- 短時間で加熱し、すぐに測定可能
- デリケートなサンプル(ワックスなど)も、オプションの加熱排液ホースを使って測定可能
- 95 °Cまで加熱でき、高温のまま安定
- 独立した8つの電熱回路により、低消費電力を実現

簡単なハンドリング
- 加熱したサンプルを、耐熱ハンドルつきの取り外し可能なマガジンで安全に収集
- 36個の加熱用ポジションで、測定を完全自動化
- 室温で測定するサンプル向けの、オプションの非加熱用ポジションを使用すれば、別にシステムを用意する必要がありません。
- 電熱方式のため、保守の手間もあまりかかりません。定期点検を要する水槽がありません。

高い洗浄能力で汚染を防止
- ニードル洗浄を内側と外側に対して実施してサンプルの汚染を防止し、高い精度を保証
- 3種類までの溶剤を任意の順序で使い、理想的な洗浄性能を実現
- 洗浄モードを任意の順序で組み合わせることにより、最適な洗浄能力を発揮
- 稼働時間を延ばすため、測定後すぐに自動洗浄

仕様
最高温度 | 95 °C(周辺温度20 °C、冷却なし) |
DMA Mの粘度範囲 | |
内蔵エアポンプを使用した運転時 | 最大10,000 mPa.s(加熱温度及び測定温度95 °Cにおいて) |
2 barの外部圧縮空気を使用した運転時 | 最大36,000 mPa.s(加熱温度及び測定温度95 °Cにおいて) |
SVM X001の粘度範囲 | 0.2~5,000 mPa.s(加熱温度及び測定温度95 °Cにおいて) |
充填モード | 圧力モード
|
測定1回あたりのサンプル量 | DMA M |
サンプルバイアル数 | |
加熱用ポジションのみのマガジン | 12 mLバイアル36本(ガラスバイアルのみ使用可能) |
Xsample加熱用/非加熱用ポジション | 12 mLバイアル32本(加熱用)/12 mLバイアル24本(非加熱用)(ガラスバイアルのみ使用可能) |
自動充填と乾燥 | マスター装置の内蔵エアポンプ、または圧縮空気から選択可能 |
圧縮空気供給(オプション) | 最大2.0 bar(相対圧力) |
必要な空気の品質 | ISO 8573-1クラス3準拠: |
環境条件(EN 61010) | 屋内使用限定 |
周囲温度 | 15~35 °C |
湿度 | 相対湿度10~90 %、結露なし |
汚染度 | 2 |
過電圧カテゴリ | II |
対応標高 | 最大3,000 m |
被加熱部品の最大温度(誤動作時) | 160 °C (320 °F) |
電源部 | 電源はマスター装置及びXsampleの加熱コントローラから供給 |
アントンパール認定サービス
- 世界各地に350名以上のメーカー認定の技術者がいます。
- お客様の言語でサポート
- ライフサイクル全体にわたる資産の保護
- 3年保証