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超高温加熱炉レオメータシステムFRS 1600及びFRS 1800

日常的に使用されるガラス、セラミック、金属などの材料は、1000 °Cを超える温度まで加熱され溶融した状態で加工・精製されます。こうした材料の溶融粘度をFRSで測定することで、最終製品の品質を一定に保ち、エネルギーを大量に消費する生産工程を最適化することができます。さらに、FRSシステムによって高融点の材料に対するR&Dの新たな道が切り開かれます。これらの超高温加熱炉レオメータシステムに高精度なエアベアリングで支持されるレオメータヘッドと分析用加熱炉を組み合わせることで、最高1800 °Cの加熱炉温度(1700 °Cのサンプル温度)での溶融粘度測定が可能になります。FRSには2種類のモデルがあります。FRS 1600はサンプルを300 °Cから最高1500 °Cまで加熱できます。一方、融点が1500 °Cを超える材料のレオロジー評価にはFRS 1800が最適です。

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特長

最高の安全性、容易なサンプルセッティング

最高の安全性、容易なサンプルセッティング

CE安全基準に基づいて、システム全体の安全性が確保されています。空気圧式の上下昇降機構とステッピングモーターによる精密な位置決め機構の組み合わせによって、固体状サンプルを測定カップに設置するだけで、正確かつ安全に測定待機状態となります。サンプルが溶融すると直ちに自動で測定を開始します。オペレータは分析用加熱炉から保護された安全ケージの外側で作業できます。また、定評のあるアントンパール社のレオコンパス(RheoCompass™)ソフトウェアを使用することで、テスト中の完全な自動運転だけでなく、測定結果のレポート作成と評価も容易に行うことができます。

独自のエアベアリングモーターによる超低粘度測定

独自のエアベアリングモーターによる超低粘度測定

25年の経験を1つのモーターに凝縮 - アントンパール社のレオメータだけの技術です。エアベアリングで支持されたシンクロナスECモーターは、ローターの摩擦がなく非常に高感度であるため、幅広いせん断速度範囲において高精度な駆動を実現します。そのため低粘度サンプルであっても、かつてない高い精度での測定が可能です。

サンプルの融点検出用のノーマルフォース制御

サンプルの融点検出用のノーマルフォース制御

レオメータヘッドのノーマルフォースセンサが、回転測定時のサンプルの融点を正確に検出します。振動モードでは、凝固点を検出できます。さらに、空冷及び水冷機構を搭載した堅牢な分析用加熱炉は、業界トップクラスの温度安定性と正確なサンプル温度制御を実現しています。

不活性ガス雰囲気下での測

不活性ガス雰囲気下での測

FRSシステムでは、空気雰囲気下での測定と不活性ガス雰囲気下での測定のいずれかを選択できます。不活性ガス雰囲気下では、測定中にサンプルが酸化するなどの望ましくない化学反応を防止します。

国際規格ASTM C1276、ASTM C965、ISO 7884-2に準拠

国際規格ASTM C1276、ASTM C965、ISO 7884-2に準拠

FRS加熱炉レオメータシステムは、以下の国際工業規格に準拠しています。 ASTM C1276 (回転式粘度計による融点を超えたモールドパウダーの粘度測定の標準試験法)、ASTM C965 (軟化点を超えたガラスの粘度測定の標準試験法)、ISO 7884-2 (ガラスの粘性及び粘性定点 - 第2部:回転式粘度計による粘度測定方法)

技術仕様

 単位 FRS 1600 FRS 1800
ベアリング - エア エア
高分解能光学式エンコーダ付きECモーター(ブラシレスDCモーター) -
定常トルク、温度信号のドリフトなし -
ECモード(せん断速度とせん断応力を制御) -
回転モード -
振動モード -
ニュートン流体の測定 -
非ニュートン流体の測定 -
最大トルク mNm 230 230
最小トルク(回転) nNm 10 10
最小トルク(振動) nNm 2 2
トルク分解能 nNm 0.1 0.1
粘度範囲 Pa.s 0.001~107 0.001~107
偏向角(設定値) µrad 0.1~∞ 0.1~∞
偏向角分解能 Nrad 10 10
最小角速度 rad/s 10-9 10-9
最大角速度 rad/s 314 314
最小回転速度(CSS/CSR) 1/min 10-9 10-9
最大回転速度(FRS) 1/min 300 300
最大回転速度(測定ヘッド) 1/min 3000 3000
最小角周波数 rad/s 10-7  10-7 
最大角周波数 rad/s 628 628
ノーマルフォース範囲 N 0.005~50 0.005~50
ノーマルフォース分解能 mN 0.5 0.5
寸法 mm 680 x 1950 x 920 mm 680 x 1950 x 920 mm
重量 kg 120 150
加熱炉温度範囲 °C 20、300~1600 20、600~1800
最低サンプル温度 °C 室温 室温
最高サンプル温度 °C 1530 1730
温度勾配の最適化 -
サンプル温度センサ - Type SまたはB Type SまたはB
温度分解能 °C 0.1 0.1
安全ハウジング -
不活性ガス雰囲気の適用可 -
測定システムの材質 - Al2O3、グラファイト、白金、カスタマイズ可能 Al2O3、グラファイト、白金、カスタマイズ可能
測定システムのローター直径 mm 8~35 8~35
測定システムのカップの最大高さ mm 100 100
DMAオプション - 要望に応じて 要望に応じて
準拠規格: ASTM C1276、ASTM C965、ISO 7884-2 -

アプリケーションレポート