インライン飲料測定装置:
ビールモニター5500 / 5600

お客様の要件を満たす2種類のシステム構成

ビールモニター5500 
密度・音速センサと圧力/温度(体積膨張)方式のCO₂測定の組み合わせ 

• 簡単なメンテナンス – メンテナンスは平均6～18か月ごとで十分(運転条件による)
• 生産品別のセットアップが最適な価値を提供
• W型振動管
• デジタル信号処理
• 新しい機械設計により小型化と軽量化を実現

ビールモニター5600 
密度・音速センサと光学方式のCO₂測定の組み合わせ 

• 生産品種に依存しない測定結果(飲料の溶解度、糖組成、混入ガス、色度、濁度などが指示値に影響を及ぼすことはない)
• 衛生的用途に適した設計
• メンテナンス不要
• W型振動管
• デジタル信号処理
• 新しい機械設計により小型化と軽量化を実現

ビール特有のパラメーターを使用して製品品質を確保

外観/真正発酵度、外観エキス、比重、現在比重、カロリー、アルコール対リアルエキス比などのパラメーターによって、生産ラインを流れるビール品種ごとに、品質が基準に合致しているかどうかを判断できます。

迅速な生産開始

試運転や生産停止の時間を短縮し、コストを節減します。また、わずかな調整または全く調整を行うことなく、様々なビール品種に適合します。アントンパール社のビールモニターは、市場の嗜好やニーズの変化にも完璧に適応するため、製品や市場の需要に柔軟かつ即座に対応した生産が可能になります。

生産環境に適応

ビールモニターはサンプルポンプを内蔵しているため、追加の取付具は必要ありません。VARINLINE®アクセスユニットの両側に取り付けて、直接ラインに設置可能です。このためスペースのないラインにも柔軟に設置できます。

操作が簡単

わかりやすいタッチスクリーンのユーザーインターフェースによって、装置及び生産パラメーターを簡単にセットアップできます。さらに、数回クリックするだけでプロセスを可視化し、傾向をグラフ化できます。測定値に下限と上限を設定することにより、デジタル出力またはリレー出力を使用したアラームの設定とトリガーが可能です。

プロセスの能力向上 – 関連する全ての重要パラメーターを常時監視

パワフルなデータ収集・表示用ソフトウェア(クライアント/サーバー型) Davis 5によって、全てのデータとアラーム信号の保存、統計的プロセス管理とグラフによるトレンド分析、さらには生産調整も可能になります。全ての測定システムについて、パスワードを設定し様々な場所からアクセスすることができます。さらに、パワフルなレポート生成や社内品質管理システムとの統合も可能です。