Language

推奨される結果

前処理装置

アントンパール社には、マイクロ波前処理法の分野における30年以上の実績があります。当社は高品質の素材と革新的なソリューションにより、最高性能を実現しました。アントンパール社のMultiwave PROMultiwave ECOは、ハイエンドアプリケーション、かつ価格重視の市場に適応するソリューションを提供する製品です。

マイクロ波前処理装置は、加熱プロセスを加速し、様々なサンプルの同時前処理を可能にします。マイクロ波前処理装置は、マイクロ波加熱によるUV分解及び酸素燃焼などの特有のアプリケーションをサポートします

アントンパール社の最先端の前処理装置は、処理に必要となる作業負荷を軽減し、効率的かつ経済的な前処理を実現します。

各装置には以下のようなメリットがあります。

Multiwave PRO

  • 高性能ローター
  • 豊富な種類の容器とアクセサリー
  • 様々な構成及びアプリケーションオプションに対応

Multiwave ECO

  • 操作性、耐久性に優れた三重構造の容器
  • 全ての容器の温度に基づく反応制御
  • 圧力解放機能により、サンプル量を多くできる
  • 低い投資コスト

安全、高速、高効率を実現するアントンパール社の前処理装置についての詳細は、お電話でお問い合わせください。

application/pdf

The examination of platinum group elements wether in geochemistry or in evironmental samples is a challaging task: their high melting points call for a high-end digestion system

続きを読む...

The examination of platinum group elements wether in geochemistry or in evironmental samples is a challaging task: their high melting points call for a high-end digestion system like High Pressure Asher HPA-S


前処理について

分析化学において前処理とは、分析対象を「測定可能」にするために必要な分析前の手順を指します。

対象の分析物が直接測定できることは、実際は非常にまれです。多くの場合、基質や他の干渉種によって分析結果は歪められ、正確な分析ができません。また、一般的な分析手法では、試料を溶解して液体にする必要があります。このような理由から、試料を液体にするための前処理が必要になります。

 

前処理には、対象分析物と次工程での分析要件に応じて、次のような方法があります。

 

  • 酸分解/分解
  • 酸溶出
  • 酸素燃焼
  • 融合
  • UV分解
  • 溶媒抽出
  • 予備濃縮

トップ


開放容器と密閉容器

従来の開放型の前処理方法(ホットプレート、ホットブロックなど)は、基本的に高度な技術が使用されていないため、手順が簡単で投資コストも低いなどの利点があります。
ただし、重大な欠点も抱えています。例えば、試薬の消費量が多いこと、コンタミネーションのリスク、分析物の損失のリスク、温度の制限によって前処理に長い時間がかかることなどが挙げられます。
密閉装置を使用すると、反応混合物の沸点を超える反応温度での処理が可能です。これにより、圧力や容器の耐用温度の限界まで、温度を上昇させることができます。その結果、密閉容器を使用したシステムでは、沸点の低い試薬を高い温度を適用した状態で使用することが可能になります。

 

加圧密閉容器による前処理には以下の利点があります。

  • 高い反応温度が得られるため、前処理時間を短縮し、前処理の質を高めることができます。
  • 試薬が少量で済み、高沸点の試薬(硫酸など)が不要です。
  • 分析物の損失やコンタミネーションのリスクを最小限に抑え、手法の再現性を確保できます。

アントンパール社では、2種類の前処理装置を用意しています。

  1. Conventionally heated system:
    a. HPA-S High Pressure Asher
  2. Microwave-heated systems:
    a. マイクロ波前処理装置Multiwave ECO
    b. マイクロ波反応システムMultiwave PRO

トップ


HPA-S

HPA-S is the reference instrument for chemical sample preparation!
The name "High Pressure Asher" refers to "wet chemical ashing", which is another term for "acid digestion".

The working principle of HPA S is simple and efficient.

Reaction vessels (quartz, or glassy carbon) filled with sample and digestion reagents are sealed with a PTFE strip and a quartz lid and placed inside a conventionally heated heating block.

The heating block is positioned inside a stainless steel autoclave, which is then filled with 100 bar of gaseous nitrogen. The surrounding nitrogen pressure hermetically closes the reaction vessel.

 

The autoclave is heated up according to a pre-programmed, sample-specific temperature program.

During heating, pressure inside the reaction vessel is built up, but the reaction vessel stays tight as long as the internal pressure is lower than the surrounding pressure of approx. 130 bar.

After the run the instrument cools down automatically and nitrogen is released from the autoclave. Once the autoclave is at normal pressure, the lid can be opened and the reaction vessels can be removed.

Specifications

Continuous operating temperatures up to 320 °C and unlimited decomposition time ensure the highest possible digestion quality.

  • Uniform, sample- and acid-independent heating of all vessels ensures highest digestion reproducibility.
  • No loss of elements and no cross-contamination occur in the vessels which are sealed hermetically up to a pressure of 130 bar. Quartz and glassy carbon vessels allow the use of all digestion reagents.
  • Depending on the application various conversion kits are available, consisting of a heating block, a set of reaction vessels (5x90 mL, 7x50 mL, 14x15 mL, 21x15 mL) and the corresponding lids for vessel closure.

トップ


マイクロ波加熱装置

マイクロ波加熱の動作

マイクロ波(周波数300 MHz (0.3 GHz)~3000 GHzの電磁波)を使った加熱は、以下の2つのメカニズムに基づいています。

 

  • 双極子運動: 高い周波数では、双極構造を持つ分子(水など)は変動的なマイクロ波の電場で整列しようとします。これにより、マイクロ波エネルギーの吸収と分子運動が起こり、結果として熱が発生します。
  • イオン導電: 低い周波数では、塩などのイオン成分の振動によってマイクロ波エネルギーの吸収が起こり、熱が発生します。

 

従来の加熱と異なり、マイクロ波加熱は物質を直接加熱します。その周囲(容器など)は、比較的低温の状態が保たれます。このように、マイクロ波加熱は高速でエネルギー効率の高い加熱方法です。さらに、主に冷却する必要があるのはバルク液体のみのため、効率的な冷却が可能というメリットもあります。

 

アントンパール社の前処理用マイクロ波加熱装置には、Multiwave ECO、Multiwave PROの2つのモデルがあります。

 

Multiwave ECO

マイクロ波前処理装置Multiwave ECOは、使いやすさと低コストを特長としています。日常のサンプルの酸分解と酸溶出に機能を絞り、以下の3種類のローターを使用できます。

  • 64MG5ローター
  • 1DRYローター
  • 16HVT50ローター

16HVT50ローターは、フッ素樹脂被覆アルミニウム製の容器支持チューブと16の圧力解放機能容器を備えた新設計のローターです。

 

Multiwave PRO

Multiwave PROは、ハイエンドのマイクロ波反応システムです。
密閉容器システムと高速マイクロ波加熱の利点を合わせ持ち、モジュール設計のため極めて汎用性が高く、以下のほとんど全ての前処理に対応可能なシステムです。

 

  • 酸溶出
  • 酸分解
  • マイクロ波加熱溶媒抽出
  • (水溶液の)蒸発
  • 乾燥
  • マイクロ波誘起酸素燃焼(MIC)
  • マイクロ波UV分解(MUV)
  • タンパク質加水分解

トップ

 

歴史


1972年 グラーツ工科大学(オーストリア、グラーツ)のGünter Knapp教授との共同開発がスタート

 


1975     VAO自動湿式分解システム
1978     「Trace-O-Mat」酸素燃焼装置
1983     HPA高圧アッシャー
1984     CPA-1低温プラズマアッシャー
1988     CPA-4低温プラズマアッシャー
1989     PMDマイクロ波前処理装置

1993     アントンパール社内にアプリケーションラボを設置
1995     新しい高圧アッシャー、HPA-S
1996     MULTIWAVEマイクロ波システム
1998     マイクロ波プラットフォームの拡充:
            撹拌、乾燥、蒸発用アクセサリー


2001     Multiwave 3000(ローター16を搭載)
            アプリケーションラボとサポート体制の拡充


2002     Multiwave 3000: ローター8S(蒸発/乾燥ローター)


2003     マイクロ波加熱溶媒抽出

2004     マイクロ波誘起酸素燃焼

2005     高スループットのマイクロ波前処理ソリューション

2006     マイクロ波加熱加水分解

2010     微量サンプルのマイクロ波分解

 

2012     マイクロ波反応システム: Multiwave PRO(ローター8Nを搭載)

            マイクロ波前処理システム: Multiwave ECO(ローター16HVT50を搭載)